古道巡礼 島々谷より徳本峠を越えて
- GPS
- --:--
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 1,715m
- 下り
- 928m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:45
この機会に前々から興味のあった島々から徳本峠を越えて上高地へ抜けるクラシックルートを歩いてみた。
天候 | 朝方は快晴、時間を追うにつれ雲は湧いてくるものの夕方まで晴れ間はあった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
新宿23時54分発のムーンライト信州号に乗り込む、満席らしいが隣席には誰もこなかった。
仮眠できないまま4時半に松本駅に到着、4時45分発の松本電鉄上高地線に乗り換える。
5時10分頃に終点の新島々駅に到着、4時20分発のバスに乗って安曇支所前で下車。
そこから数分歩いて徳本峠入口(登山口)に到着。
川沿いに歩くとすぐに最初のゲートがありその奥に駐車場があった。
駐車場の先には一般車両通行止の標識と車止めのバリケードがあった。
川はいつしか沢になりしばらく沢沿いを歩いていると第二のゲートがあった。
さらにしばらく行くと道は二手に分かれ右手にトンネルがあったので入ってみる。
トンネルを抜けた先は草ぼうぼうで車はおろか長らく人さえ通っていないようす。
二俣までは車も入ることができそうな林道だったがここから先は本格的な山道になる。
道は明確だが途中土砂崩れの場所などもありナイトハイクするにはちょっと辛そう。
いくつかの橋を渡りしばらく歩いていくと岩魚留小屋に到着、ここで朝食をとる。
今は営業をしていない小屋だが古の街道に思いを馳せるにはうってつけの場所である。
岩魚留という名前は沢の流れが速く岩魚もそこから先は登れないというのが由来らしい。
再び出発、一時間ほど行くと沢が途絶え勾配がきつくなり九十九折の道へと変わる。
今回は日帰りで荷物をかなり軽めにしたのにかかわらず一気に登りきることはできず。
10分ほど休んで5分ほど登ったところで上から話声が聞こえてきてそこが徳本峠だった。
そこから45秒、と表記がある展望台に行ってみたが曇り気味なため眺望はよくない。
霞沢岳方面へ歩いてみようとも思ったが稜線はガスに包まれているためやめておく。
まだ時間が早いが上高地でゆっくりしようと思い明神へ向け道を下る。
マイナールートとばかり思っていたが明神方面からは結構な数の登山者とすれ違う。
明神橋で休憩、買ったばかりのパステルを使い明神岳を描いてみるがうまくいかない。
老後の趣味のひとつに描画を加えるにはまだまだ修行が必要らしい。
梓川右岸歩道を通り河童橋まで歩く、少し距離が伸びるが左岸歩道より魅力あるコース。
途中猿の親子が戯れていた、上高地は猿好きにとって堪らなく魅力的な地だ。
河童橋に到着し、ついでにウォルター・ウェストン碑まで歩いてみる。
よく知らなかったが日本に近代登山を紹介し上高地ではちょっと知られた人物らしい。
近くの温泉旅館で入浴し、帝国ホテル前からバスに乗って松本へ戻った。
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