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記録ID: 934130
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ハイキング
甲信越

八海山(日帰り、ロープウェイ利用)

2016年08月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:20
距離
12.0km
登り
1,479m
下り
1,480m

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
1:50
合計
7:00
8:00
10
八海山ロープウェイ
8:10
8:10
10
ロープウェイ山頂駅
8:20
8:20
40
四号目
9:00
9:10
10
女人堂
9:20
9:20
20
祓川(水場)
9:40
9:40
10
薬師岳
9:50
10:10
10
千本檜小屋
10:20
10:20
40
不動岳
11:00
11:00
10
摩利支岳
11:10
12:20
0
大日岳
12:20
12:20
110
迂回路への分岐
14:10
14:20
40
女人堂
15:00
八海山ロープウェイ(山頂駅)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八海山ロープウェイまで自家用車
コース状況/
危険箇所等
鎖場すんごい、快晴でほぼ乾いていたので気を付ければ大丈夫
7:30、八海山ベースキャンプに到着!!ロープウェイここから出ると思ってたけどもう少し先でしたw
7:30、八海山ベースキャンプに到着!!ロープウェイここから出ると思ってたけどもう少し先でしたw
ベースキャンプ脇に八海山の冷水の水場がありました。夏でもきっんきんに冷えてて美味しかったです。(ここで水を汲んで行けば良かったと猛省)
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ベースキャンプ脇に八海山の冷水の水場がありました。夏でもきっんきんに冷えてて美味しかったです。(ここで水を汲んで行けば良かったと猛省)
商品化されてるみたいですね。それでいて飲み放題とは贅沢ですね、現地に来た人の特権!!
商品化されてるみたいですね。それでいて飲み放題とは贅沢ですね、現地に来た人の特権!!
さぁ、いよいよ登山口へ向かいます。下から登るルートもありますが安定を取って今回はロープウェイを使います。
さぁ、いよいよ登山口へ向かいます。下から登るルートもありますが安定を取って今回はロープウェイを使います。
始発の8:00待ち。10人少々が先に待っていました。この時間だと登山客しかいない様子。周囲の立派な装備に感化されて気合いが入ります。
始発の8:00待ち。10人少々が先に待っていました。この時間だと登山客しかいない様子。周囲の立派な装備に感化されて気合いが入ります。
登り始め。800mほど登るので終点付近はかなりの高度感です。
登り始め。800mほど登るので終点付近はかなりの高度感です。
山頂駅に到着!!鳥居があって霊山なんだなぁとしみじみ…八海山登いよいよ始まりました、テンションあがります
山頂駅に到着!!鳥居があって霊山なんだなぁとしみじみ…八海山登いよいよ始まりました、テンションあがります
いきなり立派なキノコが生いてました。他にも色々なキノコが道中にありました。そのうち見分けがつくようになってキノコ狩りも楽しめるようになりたいですね。
いきなり立派なキノコが生いてました。他にも色々なキノコが道中にありました。そのうち見分けがつくようになってキノコ狩りも楽しめるようになりたいですね。
登り始めるとすぐに4合目。RWという文明の利器は偉大だなと
登り始めるとすぐに4合目。RWという文明の利器は偉大だなと
6合目、女人堂に到着。緩やかな道が続くのでハイキング気分で来れます。
6合目、女人堂に到着。緩やかな道が続くのでハイキング気分で来れます。
女人堂の広場にある石碑の先には8合目となる一つ目のピークの薬師岳が見えます。ここからが本番!!
女人堂の広場にある石碑の先には8合目となる一つ目のピークの薬師岳が見えます。ここからが本番!!
しばらく進むとこのコースで最初で最後の水場、祓川になります。全国的な猛暑日、八海山も例に漏れず暑かったのですがこの水場は天国のように涼しかったです。
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しばらく進むとこのコースで最初で最後の水場、祓川になります。全国的な猛暑日、八海山も例に漏れず暑かったのですがこの水場は天国のように涼しかったです。
祓川。水は余裕があったので涼んで通過。
祓川。水は余裕があったので涼んで通過。
ほぼ無風の暑さを抜けて8合目手前!!いよいよ薬師岳前の最後の難関の鎖場です
ほぼ無風の暑さを抜けて8合目手前!!いよいよ薬師岳前の最後の難関の鎖場です
たぬきさんが残りわずかと励ましてくれます
たぬきさんが残りわずかと励ましてくれます
いよいよ鎖場です。急に見えますが凸凹あるので登りは鎖を気にしなくても登れる感じでした。鎖は下り用なのかな、晴れていても朝露のせいなのか湿っているのでちょっと滑ります。
いよいよ鎖場です。急に見えますが凸凹あるので登りは鎖を気にしなくても登れる感じでした。鎖は下り用なのかな、晴れていても朝露のせいなのか湿っているのでちょっと滑ります。
薬師岳に来ました!!ここからの八ツ峰渡れるよう安全祈願をして行きます。
薬師岳に来ました!!ここからの八ツ峰渡れるよう安全祈願をして行きます。
先を見据えると手前に千本檜小屋と八ツ峰最初の地蔵岳が見えます。この稜線渡りするぞって眺め最高です。
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先を見据えると手前に千本檜小屋と八ツ峰最初の地蔵岳が見えます。この稜線渡りするぞって眺め最高です。
千本檜小屋(九合目)。1650mまで来たのであと100m少々の登りだなー…と一息つきましたがここからが本当の八海山登山の始まりだったとは思いもしなかったのでした…
千本檜小屋(九合目)。1650mまで来たのであと100m少々の登りだなー…と一息つきましたがここからが本当の八海山登山の始まりだったとは思いもしなかったのでした…
いきなり鎖場!!かと思いきや周り込んで行くようでした。※ここ以降鎖場以外でも大体これくらいの狭い道が続きます。地味にこわい
いきなり鎖場!!かと思いきや周り込んで行くようでした。※ここ以降鎖場以外でも大体これくらいの狭い道が続きます。地味にこわい
地蔵岳をちらっと覗き不動岳へ。鎖場はありますが危険なポイントはない感じでした。
地蔵岳をちらっと覗き不動岳へ。鎖場はありますが危険なポイントはない感じでした。
不動岳から先への警告の看板です。”転落すれば助かりません”この言葉が気を引き締めてくれます。実際行ってみるとほんとに言葉通りに感じたので不安な方は引き返すポイントだと思います。
不動岳から先への警告の看板です。”転落すれば助かりません”この言葉が気を引き締めてくれます。実際行ってみるとほんとに言葉通りに感じたので不安な方は引き返すポイントだと思います。
看板の先を見据えるとこの眺めです。ここを通ります。え、道はどこにあるの?…自分も思いました。これ、どこ行くのです!?
看板の先を見据えるとこの眺めです。ここを通ります。え、道はどこにあるの?…自分も思いました。これ、どこ行くのです!?
少し進むと右の方に鎖が下ろしてあるのを見つけました。看板の注意のすぐこれなので、渡らなくても注意書きを実感できるような鎖場でした。
少し進むと右の方に鎖が下ろしてあるのを見つけました。看板の注意のすぐこれなので、渡らなくても注意書きを実感できるような鎖場でした。
降りて見上げるとこんな感じ。渡ってみると案外怖くなかったです(ブルブル
降りて見上げるとこんな感じ。渡ってみると案外怖くなかったです(ブルブル
五大岳に到着!!地図だと載ってなかったけどどれかの山頂の別称なんですかね
五大岳に到着!!地図だと載ってなかったけどどれかの山頂の別称なんですかね
先を進むと中々の狭さのトラバース。鎖場よかこういう道の方が怖いかもしれない
先を進むと中々の狭さのトラバース。鎖場よかこういう道の方が怖いかもしれない
釈迦岳を抜けると山水画を思わせる姿の摩利支岳が見えてきます。
釈迦岳を抜けると山水画を思わせる姿の摩利支岳が見えてきます。
途中に迂回路へのエスケープルートへの分岐点があります。これから先はまた難所が続くのでここまでで不安を覚えた方はこちらへ
途中に迂回路へのエスケープルートへの分岐点があります。これから先はまた難所が続くのでここまでで不安を覚えた方はこちらへ
分岐をそのまま行くと梯子場へ
分岐をそのまま行くと梯子場へ
抜けるとそのまま鎖場になります
抜けるとそのまま鎖場になります
下をみるとこんな感じです。綺麗ですね(震え声
下をみるとこんな感じです。綺麗ですね(震え声
摩利支岳です!!怖かったー!!
摩利支岳です!!怖かったー!!
一息ついて進むとまた鎖場です。先行してた御三方がいい感じにルートを示してくれていました。ここ進むんですかと戦慄
一息ついて進むとまた鎖場です。先行してた御三方がいい感じにルートを示してくれていました。ここ進むんですかと戦慄
剣ヶ峰を越え、目標の大日岳まであとわずかというところに最後の難所がやって参りました。ほぼ垂直のはしごからのほぼ垂直の鎖場です。写真では伝わりにくいですが死ぬかと思うポイントでしたw
剣ヶ峰を越え、目標の大日岳まであとわずかというところに最後の難所がやって参りました。ほぼ垂直のはしごからのほぼ垂直の鎖場です。写真では伝わりにくいですが死ぬかと思うポイントでしたw
大日岳登頂しましたー!!生きてて良かったーーー!!高さ的にはこの先の入道岳が最高峰なのですが八ツ峰には入っていないのでここで八海山登頂とします!!満足!!自己満足!!
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大日岳登頂しましたー!!生きてて良かったーーー!!高さ的にはこの先の入道岳が最高峰なのですが八ツ峰には入っていないのでここで八海山登頂とします!!満足!!自己満足!!
山頂にてご飯です。こんなに高度感のある山頂ご飯は初めてなのではないいでしょうか?
山頂にてご飯です。こんなに高度感のある山頂ご飯は初めてなのではないいでしょうか?
旨すぎる!!犯罪的だ!!…山頂でのご飯はなんで美味しいんでしょうかね。
旨すぎる!!犯罪的だ!!…山頂でのご飯はなんで美味しいんでしょうかね。
食べながら足元を覗くとすぐ崖になってます、怖いw
食べながら足元を覗くとすぐ崖になってます、怖いw
先を望むと雲の切れ間に越後駒が見えました。越後三山あと二つ、ゆくゆくは登ってみたいな
先を望むと雲の切れ間に越後駒が見えました。越後三山あと二つ、ゆくゆくは登ってみたいな
ご飯食べて満足したところで下山します。八ツ峰越えたしあとはのんびり迂回路から帰ろうっと…ってなんですかこれ(驚愕)
ご飯食べて満足したところで下山します。八ツ峰越えたしあとはのんびり迂回路から帰ろうっと…ってなんですかこれ(驚愕)
最後の最後で最大の難所です。下から眺めるとこんな高度感!!実際下る時はそんなに足元見えないので怖くないですが見上げるとはんぱないです
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最後の最後で最大の難所です。下から眺めるとこんな高度感!!実際下る時はそんなに足元見えないので怖くないですが見上げるとはんぱないです
降りるとすぐに帰りの迂回路か五龍岳・中ノ岳へと続く分岐点に
降りるとすぐに帰りの迂回路か五龍岳・中ノ岳へと続く分岐点に
帰りの迂回路もなかなかの難所。いきなりかなりの傾斜の梯子を下ります。
帰りの迂回路もなかなかの難所。いきなりかなりの傾斜の梯子を下ります。
進むと釈迦岳と摩利支岳の間の分岐点に着きます
進むと釈迦岳と摩利支岳の間の分岐点に着きます
見上げると八ツ峰の岩場が見えます。こんなところ通ってたんですね、よく通れたなぁとしみじみ
見上げると八ツ峰の岩場が見えます。こんなところ通ってたんですね、よく通れたなぁとしみじみ
迂回路ですがけっこう狭い道が続きます。気を引き締めて行きましょう!9合目の千本檜小屋まであと少し!
迂回路ですがけっこう狭い道が続きます。気を引き締めて行きましょう!9合目の千本檜小屋まであと少し!
ロープウェイ駅まで無事帰還!!近くに休憩所と売店があるのですかさず甘味に飛びつく27SSYさん。軽食からソフトクリームもなかなかバリエーションあるのでお帰りの際には是非
ロープウェイ駅まで無事帰還!!近くに休憩所と売店があるのですかさず甘味に飛びつく27SSYさん。軽食からソフトクリームもなかなかバリエーションあるのでお帰りの際には是非

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス ヘッドランプ ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

やって参りました!!銘酒八海山の名前の大元の八海山!!
八ツ峰の岩場の険しさが有名な越後の霊山です。

登山二年目、少し慣れてきたところで新潟県内屈指の鎖場がある八海山に挑戦です!!
この八海山登山の前の週は谷川岳の西黒尾根を登り、岩場楽しいなって思った流れで参りました。
(後々その余裕を撤回することになるとはつゆとは思わず…)

9合目からの八ツ峰越えが厳しいと聞いていたので迷わずロープウェイで行きます。
山頂で一緒になった方が下から登って来たと聞いて驚きましたが自分はこれで限界でしたw
登り始めて千本檜小屋までは地味に長く、所々傾斜がきつい所もありますがハイキング感覚でいけるように感じました。
ただ、ちょうどこの日は全国的な猛暑日で八海山も大変暑かったです。
風が吹きにくいところなのかな?八ツ峰の稜線渡っている時も風があまりなくとろけそうなほどだったので猛暑日に限らず夏場は飲み物多めに持っていくといいかも…

千本檜小屋を越えていよいよメインの八ツ峰です。
全部で19箇所の鎖場を越えて大日岳へ向かいます。
鎖場は気楽なところから命懸けのところまで様々ですが岩場と鎖場好きにとっては大満足必死な超エキサイティングなルートでした。
途中エスケープルートもありますが道中の分岐が一箇所のみなので不安に思ったら迂回路一択をおすすめします。

最初は怖かった登りや下りも後半は慣れてきました。
三点支持でしっかり登り降りすればなんとかって感じです。
ただ、最後の大日岳手前と大日岳先すぐの下りで戦慄しました!!気を引き締められたので慢心させてくれない親切設計な山だなぁと実感。

山頂でご飯食べつつ一緒になった方々と談笑。山の楽しみの一つですよね。
下山も一緒に話しながらRWまでながら帰りました。すっごい楽しかったです。
山はいい人多いからいいよね、感謝。

八海山は標高2000m以下の山ではトップクラスのスリルを味わえる山だと思います。
ロープウェイあり、名水の水場あり、霊山でお参りもでき、麓のベースキャンプではお土産も買える!!
今回は単独でスタートでしたが登山仲間といっしょにまた登りたいと思う良い山でした。今度は紅葉の時期に登りたいと思います。




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