山の日は関ふれ散策★榛名山への道
- GPS
- 05:05
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 851m
- 下り
- 576m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:00
天候 | 曇り、ときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰路は県道33号(榛名湖メロディライン)を途中、沼ノ原に寄り道をしてから榛名湖畔まで向かい、榛名湖からの残り4キロは群馬バス(290円)で榛名神社に戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
榛名神社から天神峠までの沢沿いの道は、あまり歩かれていないようで一部荒れているところがあります。神社裏山バス停への分岐点は右折し、いったん下ります。直進して登り続けると車道に出てしまうので要注意。また、沢は水量が多く、物音が聞こえにくいので、熊に遭遇しないよう、熊鈴は必携です。 榛名山の外輪山を歩く道は比較的歩かれているようですが、木の階段はかなり痛みが進んでいるように思いました。また、天神峠から氷室山までは急な登りで、手すりはありますが両側が切れている場所があります。 ヤセオネ峠や伊香保温泉から榛名湖、榛名湖から榛名神社とバスを乗り継いで榛名神社に戻ることも可能ですが、本数が限られているので注意しましょう。 |
その他周辺情報 | 榛名神社は最近パワースポットとして有名で、若い人たちにも大人気です。行ったことがなければぜひ参拝しましょう(^^) |
写真
感想
初めての山の日は、遠出したら渋滞に巻き込まれそうなので、おとなしく地元の山、榛名山。中腹にある榛名神社から沢に沿って登る「関東ふれあいの道・榛名山への道」はまだ歩いたことがなかったので、避暑がてら歩いてみることにしました。
ここ最近、群馬県でも有数のパワースポットとして有名になった榛名神社、無料駐車場が増えてアクセスがしやすくなりました。随神門に近いお休み処、延寿亭でおいしいお蕎麦とアイスコーヒーを頂いてから、境内地を抜けて沢に沿って歩きます。
神社の境内にはすでに、コバギボウシやレンゲショウマ、イワタバコなどが咲き乱れていましたが、沢に沿った道にも、地味な花たちが短い夏を惜しむかのように咲いていました。ちょっと熊が出そうな荒れた道ですが、しばらくで外輪山の峠へ。
ちょうど湖畔では屋外ロックのイベントをしているようで、重低音が響き渡る稜線に据え置かれた木の階段を音楽に合わせて昇りますが、さすがに最近の低堕落な生活が堪えて、今日一番の泣きが入ります。休み休み、騙し騙し登ると、氷室山。
ふたたび激しく下った後、先ほどよりは緩やかな階段を登り詰めると、次のピークは天目山。この辺りまで来るとようやく荒れた息も落ち着き、防火帯のような尾根の草っ原に咲く、夏から秋への花たちを愛でる余裕も出てきました(笑)
当初予定では途中の松之沢峠から沼ノ原に降りて花を見て帰るつもりでしたが、体調も回復してきたので調子に乗ってゴールのヤセオネ峠まで歩くことに。草原の延長線に咲く野の花や、険しい相馬山の麓のレンゲショウマなどに癒されます。
帰路は楽しみにしていた沼ノ原へ。日差しも戻り、たくさんのマツムシソウや、コオニユリなどの花たちを写真に収めます。榛名湖畔のバス停では20分待ちで、湖に浮かぶ遊覧船や手こぎ、足こぎボートや榛名富士を眺めてから榛名神社へ戻りました。
先週末の赤城山から続いた地元の定番山シリーズ、本格的な夏山が好きな人はもっと高い山へ向かうので、この時期の千m級の山は意外と穴場です。今日も下界とは打って変わった涼しさでした。混雑するお盆時期、地元山は重宝でいいですね・・・
コメント
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yamaonseさん、おはようございます。
新花の百名山に選ばれている榛名山が地元とは羨ましいです。
高尾山は新花の百名山から外れた様です。あまりにも俗化したからでしょうか。
花の百名山だけあって今回も大変多くの花々を堪能されましたね。
さて、これだけ多くの花をアップされると同定が大変ですねがさすがに良くご存じですね。
4件ほどコメントさせて頂きます。
59枚目、61枚目 タムラソウ
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/tamurasou/tamurasou.htm
ご存知なのについ「秋の」を加えてしまわれたのでしょうね。
63枚目 白花のメハジキの様な気がしました
http://nannjyamonnjya.blog68.fc2.com/blog-entry-750.html
80枚目 菊の同定は難しいので間違っているかも知れませんがサワシロギクかシラヤマギクも知れません。蕾が特徴でもあります。
http://www.eonet.ne.jp/~biotope/sawasirogiku.html
http://matsue-hana.com/hana/sirayamagiku.html
95枚目 ナンテンハギ 花の形がナンテンハギに似ています
http://matsue-hana.com/hana/nantenhagi.html
今回もレコを楽しませて頂きました。
Landsberg
Landsbergさん、おはようございます!
榛名山、地元過ぎて無頓着でしたが、新花の百名山だったんですね
たしかに、中腹・沢沿いから稜線、草原と歩いてみると、花の種類が豊富でした。
もっと高い山ばかり登っていた頃は花と言えば高山植物しか関心がなくて、
赤城や榛名は花、特に珍しい花の少ない山だとばかり思っていました。
低山に咲く花に関心が出てから改めて見ると、花の多い山だと再認識しました。
高尾山は珍しい花に特化していて、特に蘭類は他を寄せ付けませんね。
いろいろな山で、いろいろなことを教えてもらいたいですね・・・
そして今回もご指摘、ありがとうございます。
アキノタムラソウは、別画像で正解していて、その勢いで筆が滑りました
63枚目は、葉っぱの形がヒメナミキではなくて、花が輪生するヒメシロネかも。
野菊はまったく同定不能ですが、きれいだったので載せてみました(滝汗)
萩は、花の色目がナンテンハギですね。以前はマルバハギと区別できていました
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-693077.html
同時期に登っても、花の種類が微妙に違うのが面白いですね。
今年はノハナショウブが赤城も榛名も終了していて、ワレモコウがたくさん。
去年に比べて明らかに秋の訪れが早いように思いました。
季節通りに咲く花と、花期がずれる花の両方があって面白いですね。
少し涼しくなってきた気がするので、また下界の花歩きもしたいなぁ。
yamaonseさん、こんにちは。
世間はお盆でお休みですね。
わたくしは休日の関係ない仕事なのでいつも通りです。yamaonseさんはお休みでしょうか。
今回の榛名山と前回の赤城山。
群馬を代表する山が地元山とは羨ましいところです。同じ群馬県民でも東毛地域からは少し遠めな二つ、私にとっては高原感もあるし避暑地感もしっかりあります。
前回の赤城の山行が特にですが、私とは違う歴史のある愛を感じた文でした。
私も北を見れば赤城、晴れた空には北を見て赤城の山を望みます。
今回の榛名の山行、面白いコースだなあと思ったら関ふれ道なんですね。
いつかは私も関ふれ道を歩きつくしたいものです。
pisai5さん、こんばんわ!自分もお盆前後は仕事休めないので、暦通りの8月です。
そういえば先日、pisai5さんオススメの鶴商文庫へ行ってみました。
11時10分前に着いて、すでに駐車場は満車で外の道まで列が出来ていました。
そして今日は最初からおとなしく、大龍でラーメンを食べました(^^)
今回は榛名と赤城、関東平野のどん詰まりに住むものとしては2大地元山です。
1時間もあれば行けるのに真夏でも暑くないし、花もあるし、観光地としての一面も。
昭和の歴史を背負ってきた湖畔の食事処や、馬車やレンタサイクル、ロープウエイ。
櫛の歯が欠けるようになくなっているけど、後生に残ってもらいたいものです。
そして関ふれ道、地味で辛いイメージがありますが、たまにはこういう美味しい道も。
涼しくなってくる今の時期なら、始めるのにちょうどいいタイミングかもしれませんね。
いつも車で横切っている関ふれ看板、自分も歩けるところから歩きたいです。
こんにちは。
私は、1日遅れで逆走しました。
榛名山は、本当にお花畑でした。
標高が高いので、立ち止まると風が涼しくて気持ちよかった。
ススキが咲いてて、秋を感じました。
suge-gasaさん、こんばんわ!
先達のsuge-gasaさんのことを考えながら、関ふれ道を歩いて来ました。
コンプリートしてももう一度歩く気になるコース、榛名山への道は魅力的ですよね。
舗装路で暑くて足下が固い、蜘蛛の巣だらけと修行道の群馬コースですが、
こういうお楽しみがたっぷりのコースは、長く続けるのに必要なご褒美ですよね。
風もめっきり涼しくなり、ススキやワレモコウなど秋の花に癒される季節到来、
そろそろ里歩き、街歩きもしたい、関ふれ道も繋ぎたいと思いをあらたにしました
yamaonse さん、こんばんは(^ ^)地元に山がたくさんあって羨ましいかぎりです。まあ私も埼玉の奥の方なので飯能や小川には手軽に行けるんですけどね(^_^;)私もパワースポットが流行り始めた頃に(観光で)榛名山に行きました。7、8年前に神社で分けて頂いた勾玉を今だ車のキーに付けています(^ ^)yamaonseさん、山野草に詳しいですね。勉強になります。
yakidangoさん、こんばんわ!
普段は奥武蔵のお手頃山に午後から登り、里道伝って日暮れまでというのが
自分にとっての定番コースだったりもしますが、この時期に修行はしたくないので(爆)
地元のある程度標高のある山をお手軽に登るシリーズに挑戦中です。
榛名山は、群馬県央部から見ると雷雲がこの方角から湧いてくるので、雨乞の山です。
御荷鉾山も市街地から同じような方角にあって、やはり雨乞の山ですね。
修験とかパワースポットとかって、地元の農耕信仰にルーツがあるのかも。
山と人との歴史は、考え始めると面白いですね。
そして山野草に詳しいyamaonseさん、最近やさしい花ほど間違うので要注意です
yamaonseさん、こんにちは。
私も昨日に榛名山へ行ったのですが、ちょっとコースが違うだけでこれほど多くの花を見られるんですね・・・
このレコに出現した花の種数をカウントしようと思いましたが、数が多くて疲れそうなのでやめておきました(笑)
私の場合は登る方に一生懸命でしたが・・・マッタリと草花を眺めたり、あるいはパワースポット巡りをしてみたりと、榛名山は色々な楽しみ方ができそうです。
さすがは上毛三山、一回行っただけでは味わい尽くせませんね!
ardisiaさん、こんばんわ!
穴場の榛名山へようこそお越しくださいました。
コースが違うと花の種類が違っていて、山も案外登りでがあるのがいいですね。
パワースポットあり、グルメあり、温泉ありと盛りだくさんな山です。
そして、幕の内弁当状態なのに、庶民的なところもまたいいですね。
秋の紅葉もいいし、冬も手頃に登れる榛名山、まだまだ重宝しそうです
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