剱岳ワンデイ・還暦ガンバル

2016年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: 11:10
• 距離: 13.0km
• 登り: 2,249m
• 下り: 2,243m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:09
• 休憩: 1:02
• 合計: 11:11

5:23 スタート地点
5:55 5:55 松尾平
8:25 8:37 早月小屋
11:00 11:30 剱岳
13:30 13:50 早月小屋
16:34 ゴール地点

GPSをMONTANA610に替えたら、ログはしっかり取れているのに、コースタイムはスタート、行きの松尾平、ゴール地点しか出てきません。行き帰りの早月小屋、頂上のタイムはログと記憶から手入力しました。相性が悪いのでしょうか？思い切って購入したGPSなのに残念です。

天候

曇り後雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島荘前駐車場は5時で残り1台でした。普段の土日はもっと混んでいます。300m手前に大駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

頂上直下に続く鎖場はしっかり注意をすれば大丈夫だと思いますが、何箇所かのザレ場の急斜面が下山時に怖かったです。

写真

9/17 5:11

5時で馬場島荘前は1台分のみ空いていました。

9/17 5:21

いつもの連休だとキャンプ場内にもぎっしり駐車、今回は1台もありません。天候のせいでしょう。

9/17 5:23

恒例の石碑の前でパシャリ、ちょうどその時22歳の若者3名が通り過ぎる。彼らとは頂上まで一緒でした。

9/17 5:53

馬場島から1キロ、標高1000m地点、大窓が望めます。初登山だという若者が「あれが称名滝ですか？」というので思わず吹き出してしまいました。

9/17 6:00

1000mを過ぎても暫くは松尾平の平たん路が続きます。この後、標高差約2000mの日本一の急登が始まります。

9/17 7:38

7時過ぎ、ようやく北方稜線に朝日が顔を出しました。

9/17 8:18

一枚岩が現れたら早月小屋はすぐそこです。

9/17 8:23

毛勝三山、猫又山か？

9/17 8:23

2200m、気分的には半分ちょっと

9/17 9:12

2400mを過ぎる樹林帯は終わります。

9/17 9:12

稜線歩きになり、一気に視界が開けます。

9/17 9:14

9/17 9:14

早月小屋の休憩を早めに切り上げ、暫くの間だけ若者3人より先行しました。

9/17 9:21

ここが最初の岩登り、大したことはありません。

9/17 9:37

若者たちが近づいてきました。

9/17 9:58

ザレバの急登を四つん這いで上がってきます。

9/17 10:23

ここからが核心部

9/17 10:23

若者たちはずいぶん先です。

9/17 10:23

9/17 10:38

9/17 10:41

ガスが少し登ってきました。

9/17 10:53

若者達が軽快に登る

9/17 10:53

真ん中左に立山三山、右に大日連山、その右に地獄谷の噴煙、ずーと先に笠が岳も

9/17 10:53

頂上直下の鎖場です。

9/17 10:58

頂上間近です。

9/17 11:12

爽やかな22歳トリオ、真ん中の彼が初登山、いきなり剱ワンデイとは、若さにはかないません。山レコの投稿を快く承諾していただきました。

9/17 11:15

祠と立山方面をバックに記念撮影、おっさんやな〜

9/17 11:19

若者グループと記念撮影、三人の歳を足してもたった6歳しか離れていないことに愕然。今回の登山では多くの力をいただきました。感謝！

9/17 11:38

正面が別山尾根から立山方面、右が早月尾根

9/17 11:40

800m下に早月小屋、ずーと先に早月川が富山湾へ注ぎます。

9/17 11:40

早月の赤い文字が多数、意外と左の方、別山尾根方面に行ってしまう人が多いそうです。

9/17 11:55

下りの鎖場はちょっと緊張します。

9/17 12:10

ザレバの急斜面、膝は登りでガタガタ、下りは本当に怖いです。

9/17 12:45

あーガスがどんどん上がってきた！

9/17 13:45

1時30分早月小屋まで下りてきました。昨年同様コーラで乾杯。その直後ついに雨が、、

9/17 14:47

ガクガクの膝で、濡れた岩や根っこで滑らないように、神経をすり減らします。中高年登山者、変なとこでこけて新聞紙上を賑わせますから。

9/17 16:38

11時間と11分、今年もたっぷり試練を味わいました。

撮影機器：

COOLPIX AW110 ニコン

感想

minori1209

早月尾根からのワンデイは一昨年から3年連続（一昨年は雨で2600地点敗退）です。ちょうど2週間前に五竜岳を目指し、登頂はできたもののへばってしまい、やはり歳かな〜とショックを受けていました。そこで、なんとか日本一の急登を再び登り切り、五竜ショックを克服したいという思いがありました。夕方には雨の予報で、曇天でしたが視界は良好、涼しく、なんとか重い身体を押し上げてくれました。天候のせいで多くの登山客がキャンセルしたらしく、頂上は三連休の初日なのにガラガラ、ゆったりとした気持ちでアルプスの大パノラマを堪能できました。しかしながら、やっぱり帰りは恐い、早月小屋まで下りてきたらついに雨。残り1450m、膝は痛くてガクガクなのに、濡れた岩や根っこで滑らないように神経をすり減らし、11時間と10分、ヘロヘロになってなんとか無事下山することができました。