酔狂?な経ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,457m
- 下り
- 1,439m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
9月の連休は中央アルプスの空木岳、南駒ケ岳、越百山を木曽側から縦走するつもりでいました。私の足では1日で周回は無理なので、木曽殿小屋か、逆回りなら越百小屋に泊まろうと連絡を入れたところ、どちらも一杯で受け付けられないと。困ったなあと近くの経ヶ岳を選びました。
ところが当日は朝から台風の影響もあってか秋雨前線が活発で雨との予報。ヤマレコで前もって調べてみると、そんなに人気のある山ではなさそうで、この天気で登る人がいるだろうかと思って駐車場に着くと、案の定、一台も車がありませんでした。今日は登山者はいないと覚悟を決めて登り始めました。
4合目まではそれでも小雨でしたが、登るにつれ大雨となり、気温が下がって、少し寒いくらいでした。
6合目あたりから撤退が頭によぎりましたが、喘ぐような急坂がないので、なんとなく7合目。そこから一時降りるのですが、降り口を間違えて直進したら、踏み跡が薄くなり、これはおかしいと戻ってみると、やや右手(北西)の方に道をありました。
8合目では風雨が凄まじくなり、これは危険と引き返そうかなと思いましたが、雷の気配がないので、惰性で進んで山頂に立ちました。
登りはかなり急いだつもりでしたが、結構な時間を使っており、我ながら年を感じてしまいました。
道は百名山レベルとまではいきませんが、ところどころ小笹もありますが、良く踏まれた良い道だと思います。地元の手入れされている方々に感謝です。7合目近くまでは若干巻き道でアップダウンが少なく登りやすい道です。また私が少し間違えた7合目からの道を除き、天候が悪くても間違えることはない道です。巻き道は崩壊が起き易いですが、危険な箇所もありません。地元の中学生や養護学校の学生さんの集団登山になっている山ですから、地元では愛されている山なのでしょう。
展望の少ない、ひたすらの林間の登りです。地元の人に聞くと紅葉の時期は美しいとのことですが、少なくとも今の時期は、派手さのない山です。しかし、危険箇所もありませんし、静かな山ですので、私のように小さな悩みを抱えている者にとっては、物思いに耽ながら登れる良い山でしょう。でも今回のように連休の日曜日といいながら、8時間弱の間、一人にも出会わないのも寂しいものです。大雨の時にこの山を選んだのは、私だけの酔狂でしょうか?
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