ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6609424
全員に公開
雪山ハイキング
中央アルプス

経ヶ岳

2024年03月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:15
距離
17.4km
登り
1,193m
下り
1,187m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:49
休憩
1:26
合計
9:15
5:55
43
スタート地点
6:38
6:38
6
6:44
6:58
31
7:29
7:30
55
8:25
8:43
35
9:18
9:18
104
11:02
11:33
72
12:45
12:45
22
13:07
13:17
31
13:48
13:48
25
14:13
14:25
45
15:10
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
ヤマレコで風速20m/s強予想の強風日だったが、暖かい南風のため体感温度は低くなく、心地よい登山日和
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口までの林道は冬季封鎖中のため、ゲートまで車アプローチ。登山口まで2km以上は徒歩。雪は全くなく、ノーマルタイヤで問題なかった。
コース状況/
危険箇所等
登山道は1969mピークまでは雪は少なく、殆どで夏道が完全に露出。それ以降は雪があるも、夏道が出ている箇所も多い。標高2100m以上では完全に雪に覆われていた。

なお、1969mピーク以降はわかん装着。それ以外の区間は何も付けず、アイゼン・ピッケル等は全く使用せず。
その他周辺情報 登山後は、みはらしの湯で日帰り入浴。JAFカードで50円引きで、ひとり550円。

https://maps.app.goo.gl/berewR4gJSsR5Qeh6?g_st=ic
車で来れるのはここまで。
2024年03月31日 05:55撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3/31 5:55
車で来れるのはここまで。
登山口付近からの眺め。
2024年03月31日 06:49撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3/31 6:49
登山口付近からの眺め。
電波塔(1806mピーク)
2024年03月31日 07:29撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3/31 7:29
電波塔(1806mピーク)
電波塔付近はこのぐらいの積雪しかない。
2024年03月31日 07:44撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3/31 7:44
電波塔付近はこのぐらいの積雪しかない。
この辺りから積雪量増加。ここを過ぎたところでわかん装着。
2024年03月31日 08:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3/31 8:25
この辺りから積雪量増加。ここを過ぎたところでわかん装着。
登った道を振り返って。この程度の積雪で、偶に踏み抜くと膝上ぐらいまで沈む程度。この山行の1週間前の山行記録と比べても少なそうなので、ここ数日の陽気と雨で溶けてしまったのかな…
2024年03月31日 09:13撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
2
3/31 9:13
登った道を振り返って。この程度の積雪で、偶に踏み抜くと膝上ぐらいまで沈む程度。この山行の1週間前の山行記録と比べても少なそうなので、ここ数日の陽気と雨で溶けてしまったのかな…
2024年03月31日 09:13撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3/31 9:13
岩をトラバースする道。赤テープが豊富にあり、わかりやすい。斜度はあるが危険なほどではない。
2024年03月31日 09:33撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
3/31 9:33
岩をトラバースする道。赤テープが豊富にあり、わかりやすい。斜度はあるが危険なほどではない。
山頂目前、ビクトリーロード
2024年03月31日 11:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
3/31 11:00
山頂目前、ビクトリーロード
2024年03月31日 11:03撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
3/31 11:03
良い登山日和でした!!!
2024年03月31日 12:46撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
5
3/31 12:46
良い登山日和でした!!!

感想

本当は木曽駒 or 乗鞍での山スキーを目論んでいたが、スキーの故障と暴風予報のため、急遽経ヶ岳へ。結果的にナイスな判断となった山行でした。

前日土曜の深夜に集合し、日の出の少し後に冬期ゲートを出発。2km以上眠い目を擦って林道を歩いた後、登山道へ。なお、登山口のトイレは封鎖中でした。

1806ピークまでの急登は殆ど雪がなく、1969ピークを過ぎるまでも夏道が殆ど露出していて、わかんを使う場面もなし。その後は雪が出てきて膝ぐらいまで踏み抜く場面が多発したため、わかんを装着しました。ただ、装着後も雪が切れる場所が多く、雪と土・薮の繰り返しに苦労する道でした。3/24時点の仲仙寺ルートのYAMAP記録だと、標高1600mを超えてからはスノーシューでも膝下まで沈むラッセルと記載されていたけれど、全くそんなことはありませんでした。この数日の暖気と雨で一気に融けたのかなあ…

2038ピークを過ぎた箇所の岩場はトラバースの巻道へ。岩場の上までは危険箇所はないけれど、そこから降る道が急でいやらしい感じだったので、回避して正解でした。トラバース道は赤テープがあり、斜度は少しあるけれど危険を感じるほどではありませんでした。その後はひたすら登り、鈍った体に鞭を打って登るのみ。2100mのピョコを超えたところで伊那谷を綺麗に見下ろせ、ほっと一息。そこからは雪が深く、踏み抜きつつも頑張って山頂へ。

山頂は開けており、木曽駒も南アルプスも北アルプス方面もよく見えました。爆風で天気が悪そうな木曽駒を眺めつつのんびり休み、記念撮影をして来た道を下山。特に危険もなく、無事にゲートまで帰りつきました。みはらしの湯で温泉を堪能後、定番のはま寿司打ち上げ。脹れた腹をさすりながら、東京までの帰路へ。お疲れ様でした。

▼概要
二百名山。
東からの仲仙寺ルートが一般的だったが、2019年に南の権兵衛峠ルートが切り拓かれ標高差がマシになって人気になりつつある。
上部はシラビソ、下部はカラマツが多い。
権平峠ルートはアップダウンやちょっとした露岩があり、見た目以上に体力を使う。

▼日記
金曜日に仕事を終えてから知人のクルマで未明に東京へ。
大学の研究室で寝て、日中は研究室メンバーや学部時代のみんなと会った。

土曜日夜は関東メンバーのクルマに乗せてもらい伊那方面へ。もともと木曽駒スキーの予定だったが、爆風予報などの理由で経ヶ岳歩きに変更となった。自分としては荷物が少なくなって助かった。
それにしても、東京〜長野は近いのでほんと羨ましい。距離も時間も大阪〜名古屋のイメージ。

高速を走っているとき、仲仙寺ルートの獲得標高が予想外に大きいことに気づき、急遽、権兵衛峠ルートの案が出た。

道の駅で仮眠して、5時ごろに起床。下界でも風が吹いていた。
20分ほどで権平峠手前ゲートへ。ゲート前の道路端に駐車して出発。

黒々とした雲が木曽駒周辺に湧いていた。林道周辺はウグイスやカラ類など、たくさんの野鳥の声で溢れていた。

小一時間歩いて権兵衛峠へ。開放的な空間で約20台分の駐車枠とトイレがあった(冬期閉鎖)。伊那谷の展望が良かった。気温はおそらく5度程度で、生ぬるさを感じた。ゴアは脱いで長ズボン+長シャツ・ソフトシェルという格好で出発。ゲイターすら暑さを感じるほどだった。ソフトシェルは適度な防風性と透湿性があって快適だった。

風通しの良いカラマツ林を歩いて電波塔を過ぎると、随所に伊那谷〜木曽駒の展望ポイントが出てきた。風は強いが気温はそこまで低くない。歩いていたら汗ばみそうなほど。木曽駒は厚い雲に覆われており、相当な悪天だと見受けられた。

ササは綺麗に刈払われており、ササユリ保護のロープが続いていた。大事に手入れされている印象。特に小ピークに設置されているベンチがナチュラルで雰囲気抜群。

小さなアップダウンと露岩・木の根が続き、なかなか山頂が近づかない。
展望岩の巻道は急斜面のトラバースだったが、ピンクリボンが丁寧に続いていて助かった。

シラビソの林をひたすら登ると斜度がゆるくなって山頂へ。
山頂はのっぺりした丘みたいな雰囲気で、北と南の展望がけっこう良かった。うまい具合に風は当たらず、ちょうど薄日が差してきた。木曽駒はガスが薄れてきたが、天候の変化が激しそうだった。

何よりも、誰もいない静けさというのがいい。
この日も、経ヶ岳に登ったのはおそらく我々のみだろう。
山頂標識はそっけなかったが、奥深さを感じる山だ。

帰路は往路と同じルートだが、途方もなく長く感じた。昼過ぎには下山してはま寿司を食べているのだろうと思っていたが、結局夕暮れまで伊那エリアから脱出できなかった。

帰りは関西メンバーのクルマに乗せてもらって帰阪。ずっと運転を任せっきりで申し訳なかった...。
みんなありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:310人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 中央アルプス [日帰り]
経ヶ岳、権兵衛峠ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら