四阿山〜根子岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 952m
- 下り
- 953m
コースタイム
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
四阿山から大タルミへの下りはぬかるみ木の根がすべりあぶないです。 |
写真
感想
前から気になっていた百名山の縦走コース。
連休を利用して出掛けてきましたが、体調不良によりかなりバテバテの遭難寸前でした。
なんとか無事にかえって来られたからよかったものの、しんどい登山となりました。
登りはじめは菅平高原牧場から、牛が草を食む牧歌的な風景を横目に四阿山登山口まで進みます。
登山道に入りしばらく進むと、沢を横切ります。枯れ落葉に騙されてうっかり靴が水没も、ゴアテックスの威力に感謝。
天気もいいので暑いくらいで、だんだん斜度も上がり息もあがります。
途中岩に「ガンバ」の文字が、励まされました!
ほどなく小四阿に到着。根子岳と四阿山の展望がお出迎え、紅葉にはまだちょっと早かったようです。
一旦下るも、また再び結構登ります。
まだまだ山頂は遠いのだろうか。。とかなり弱気になってきた頃、ケルンが見えてきました。
やっと中四阿まで到着です。
振り返るとさっき通った小四阿を遠くに見下ろせます。
さらにのぼり、やっと根子岳と四阿山の分岐へ到着。
最後の登りは木の階段が頂上まで続き、ひとふんばり!
狭い頂上ではすでに何組かがお昼ごはん中でした。
バテバテのわたしもひとまずランチ。
今日はSOTOのバーナーデビューでした。
おにぎりと御味噌汁も、なんとなく無理やり食べて後半戦へ。
不安は押し寄せますが、帰らないわけにはいかないのでいよいよ縦走へ。
このとき体調を考慮して、ピストンを選択すればよかったとはあとになって気付くのですが。。。。
根子岳への縦走ルートは一旦大スキマまでくだります。木の根が滑りやすい急な下りは一苦労。
登り返しを思うと下りたくないのですが、どんどん下ります。
やっと大スキマへついて、根子岳を見上げます。これを登れるのか?いや、登らなければ帰れない。と自問自答。
とにかく体調不良を振り切ってのぼりはじめますが、10歩すすむとクラクラ。なんとなく吐き気も。。
相変わらず太陽は、さっき下りてきた四阿山をまぶしく照らすばかり。
もうダメかも、ダメだ。。を何十回も繰り返して、しかも山頂までに変に岩場が現れたりしてほんとにツラい登りかえし。
気付けば他の登山者は誰もいなくなり、雲が出てくるとともにひんやりした空気に。
最後の力を振り絞って山頂手前の岩場を必死に登ります。
一瞬方角がわからなくなるような場面もありましたが、赤いペンキを見落とさずに進みました。
やっと根子岳到着!広々とした頂上です。
ほっとしているまもなく、下山開始。
急いでも仕方ないので、ケガのないよう落ち着いて下ります。
途中、小雨のシャワーを浴びました。時間も時間だけに、天気も不安定。
牧場東屋まで到着した時には、高原地帯ということを思い出させる冷たい空気に襲われました。
牧場を右手に最後の下りを終えて、長かった縦走はなんとか無事に終了!
登山中に体調不良に見舞われるのがこんなにもツラいとは初めての経験でしたが、あきらめる勇気を学ぶことができたような気がします。
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