記録ID: 98212
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積雪期ピークハント/縦走
東海
小津権現山・スノードームにアタック(豪雪の奥美濃)
2011年02月06日(日) [日帰り]
- GPS
- 06:45
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
7:35小津体育館-7:40白山神社-8:25杉谷林道終点-10:10高屋山-10:50前衛峰-11:40小津権現山(1,158m)-12:40前衛峰-高屋山-13:50杉谷林道終点-14:20小津体育館
天候 | 曇り(一時晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・全くトレースがありませんでした。(本日、他に登山者なし) ・全工程スノーシュー使用、雪が柔らかく、スボスボやスボの感じで上りはペースが上がらず。(サクサク歩けなかった。) ・高屋山への急な上りは登山道が全く分からないため、忠実に稜線を上った。 ・高屋山と小津権現山(三角点+神社の祠)山頂は完全に雪に埋もれていた。前衛峰と小津権現山の頂上はスノー・ドーム状態だった。 ・山頂の雪質は雪だるまを作るのに適していた。 ・前衛峰から山頂へ向かう急な下りの部分が要注意で、スノーシューを外し階段状のルート工作が必要だった。 |
写真
撮影機器:
感想
先週の大雪で、奥美濃は豪雪だった。国道303号線などが通行止めとなり、除雪後に通行止めは解除された。
自宅から望むことができる小津権現山に撤退覚悟で向かった。
朝7時半の時点では、気温が高く路面凍結はなかった。
小津集落の白山神社に立ち寄った後に、民家脇から登山道に取付く。
全くトレースが無く、柔らかい雪質で苦戦の予感がした。
すぐに登山ルートが分からないくなり、杉の植林地をスノーシューとストックで上っていった。予想通り豪雪の後だったため、アイゼンやピッケルを使う場面はなかった。ズボズボと沈みながらも汗だくになり尾根を上り杉谷林道終点にたどり着く。
その先勾配の小さいだらだらとした広葉樹林帯を進むと、高屋山への急な上りとなり、ジグザクとステップを踏みながら尾根のピークの高屋山に達した。ここまで樹間から展望がある程度で、遠方の山は雲に隠れていた。
稜線に出ると若干雪質が堅くなり、ズボズボ沈んでいたスノーシューがズボ程度で止まった。この感じだと山頂まで行けそう思えた。小津権現山の前衛峰へ到達するとその先の急な下りには多くの積雪があり、迷わずにスノーシューを外し、一歩一歩階段に踏み固めながら木に捕まりながら下った。これで下山時の安全なルート工作を行った。
山頂への上りは、沈み込みが多いものの意外にもあっさりと登れた。山頂はモンブランのように、真白の雪のドームとなっていた。山頂の神社の祠が雪に埋もれていたのは、予想外だった。
野鳥を含めて動物には全く出会わす、遠くでハンターの銃声が鳴り響いていた。遠景の展望はなかったものの、雪たっぷりの稜線歩きが満喫できた。
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私の家の屋上に立つと、小津権現山や伊吹山が望めます。
ですのでとても気になる山の一つです。
小津権現山は暖かくなってから登りたいな〜と
野望を抱いております。
なかなか個性的な雪だるまですね。(バイキンマンに似ています。す・すみませ〜ん。うさぎでしたね。 )
ところでいつも気になっているのですが、小津権現山のもう少しだけ北にみえる山(右というか)の名前が知りたいのですが・・よろしくお願いいたします。
miya162さん、こんばんは
日記で、濃尾平野(自宅)からの山並みを紹介しましたが、小津権現山の右に見えるのは、小津三山の真ん中の花房山と思われます。
正確な時期が分かりませんが、小津権現山のこのルートでは4月初旬?に イワウチワ、4月末〜5月上旬?に シャクナゲの花が見られそうです。
↓
http://www.yamareco.com/modules/diary/upimg/6266/544f833c8aa7f540c10ca0167548f5fc.jpg
花房山は山名の通り、美しい山容です。http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=828
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