今シーズン最高の登山日和 白山釈迦岳

2016年10月15日(土) [日帰り]

• GPS: 09:26
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,414m
• 下り: 1,410m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:20
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:21

5:14 市ノ瀬ビジターセンター
6:31 6:37 釈迦岳登山口
7:37 7:42 水飲場（釈迦新道）
9:33 9:34 釈迦岳前峰
9:54 10:27 白山釈迦岳
10:38 10:41 釈迦岳前峰
12:00 12:04 水飲場（釈迦新道）
13:03 13:12 釈迦岳登山口
14:35 市ノ瀬

天候

晴れ！！一日ピーカン

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金沢の自宅からR157をひたすら南下して、白山市白峰町内から県道33で市の瀬ビジターセンター駐車場へ。距離約70kmで所要時間90分。AM3:30に集合してコンビニ寄って5時頃到着しました。週末のマイカー規制も先週で終わり市の瀬ビジターセンター駐車場もスカスカでした。

コース状況／危険箇所等

地形図と登山路を照らし合わせて見たところ結構な急登だと思って挑んだことでスローペースで歩き始めたことや、最高の気候と最高の天気の中での登山であったことも相まって、「なんだ、楽勝じゃん」って感じでした。

その他周辺情報

周辺にたくさん温泉施設はあります。近くて有名なのは白峰温泉だと思いますが、自分が入ったことのない一里野温泉を所望して若干帰路からは外れますがたいしたことない距離なので行かせてもらいました。最高の気候と最高の天気の中なので30%増の感想かもしれませんが、若干ぬるめの露天風呂と身体にまとわりつくような泉質は正に「極楽極楽！」でした。

写真

10/15 5:29

市の瀬ビジターセンターからヘッドライトを点けて歩き出して約10分の車道歩きでこの登山口へ

10/15 6:11

約20分登山道を歩くとひょっこりと林道に出ます。林道を左方へ（林道を横切ってまっすぐ進むコースもありますので注意）

10/15 6:26

こんなトンネルを歩いてすぐ

10/15 6:29

ここで治山工事実施中

10/15 6:35

2回目の登山口に到着。1回目の登山口から約1時間です。

10/15 6:35

こんな入口

10/15 7:27

ブナ林の登山道は明るくて気分いいですね。まぁ最高の天気ですし。

10/15 12:00

楽しみにしていた水飲場に到着

10/15 7:39

うまいぞー！

10/15 7:54

だいぶ秋めいてきたでしょ。

10/15 8:05

最高の天気の中での別山

10/15 8:11

最高の天気と紅葉

10/15 8:11

水飲場からかれこれ1kmくらいは歩いたと思っていたらなんとまだ400mしか進んでない！？

10/15 8:21

本日初めて見た花、ミヤマリンドウ
後にも先にもこの1輪だけでした。

10/15 8:24

画質悪いですが一部だけ雲海が。
ダムか何かあるのかな？

10/15 8:30

小さな秋

10/15 8:53

小さな秋と後続のパートナー

10/15 8:55

再度最高の天気の中での別山

10/15 9:12

休憩

10/15 9:24

見えた！白山釈迦岳

10/15 9:26

抜いて行かれた登山者。今日はこれから釈迦岳は通過して白山大汝峰−室堂−別当出合−市の瀬ビジターセンターとのこと。
最後はヘッドライトかなと。元気だ！

10/15 9:26

やっと見えた白山！

10/15 9:33

なんとなく県警ヘリカラーに見えましたが何かあったかな？

10/15 9:37

一番右が白山大汝峰

10/15 9:38

白山釈迦岳前峰到着
バックには白山大汝峰

10/15 9:46

本峰は前峰からさらに200mくらい進んだところにあるこの看板にマジックで書かれているように縦走登山道から右へ外れて

10/15 10:31

20mほど進んだ開けたところを左方へ登ります。

10/15 10:31

ちなみにまっすぐ方向にも踏み跡多く間違えやすいかも。

10/15 9:53

笹藪をかき分け50mほど進むと貧弱な三角点がありました。踏み跡はしっかりありますので前写真のところを間違わなければ進むのみです。

10/15 9:55

三角点表示を抱いて記念撮影

10/15 10:50

小さな秋と白山釈迦岳

10/15 11:30

小さな秋

10/15 11:30

ピンボケながら中くらいの秋

10/15 11:42

秋といえば紅葉とこれですよね。すでに食べられる状態ではありませんが「ぶなはり」がいい香りを発してました。

10/15 12:28

危なそうだけど…

10/15 12:36

「ぶなしめじ」でしょうね。

10/15 13:05

パートナーが登りの途中から膝痛を再発させてしまい少々時間はかかりましたが何とか林道まで降りてきました。この後再度登山道に入るところをスルーして若干遠回りながら車道歩きとしました。

10/15 14:19

朝方は暗くて気付けなかった植物たち

10/15 14:30

10/15 14:30

タテヤマアザミかな

10/15 14:39

今シーズン最高の登山となりました。

感想

matary

今週木曜日に職場のHさんに誘われ急遽白山釈迦岳山行を決定。今週に入って急に気温だけでなく空気そのものが秋めいてきて、春から夏の間は距離的に近いものの石川県の海側から白山山頂が望めることはほとんどないのが今週はずっとそれが望めていたので、もしかしたら最高の天気での登山ができるかもとの期待は持っていたのですが、果たしてここまでのベストコンディションでの登山ができるとは思っていませんでした。
何しろ市の瀬ビジターセンターに到着した5時ごろは満天の星空まで望めて、気温は若干低めで汗だくになることもなく夜が明けてきても雲ひとつない状況。しかもそれが一日中続くという状況に、膝痛の再発に悩まされたパートナーでさえ「そんなことより最高だなぁ」と（元々前向きな方ではありますが）全くの前向き発言しか出てこない本当に今シーズン一番の登山日和だった一日でした。

また、下山時に登山道の小さな植物を何やら掘り起こしてビニール袋に集めている女性がいたので何をしているのか聞いたら、下界の植物が登山者の靴裏などに着いてきて繁殖してしまうのを駆除しているとのこと。特に今日は下界の庭などにある「オオバコ」が白山エリアのみの固有種「ハクサンオオバコ」と交配してしまうのを防ぐために駆除にきていると。森林組合かNPOの方だと思いますが、我々登山者はそういう現象について聞いたことはあっても大して気にしたことのないことを振り返って心から「ご苦労様です！」と言ってしまいました。

最高の天候と、清々しい「オオバコ」駆除の話、最後に立ち寄った温泉のまたよかったことといい、すべてがうまくいった一日でした。こんな日もあるんですね。