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記録ID: 99356
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雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山(地蔵岳) 初の雪山ハイクは大満足

2011年02月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:00
距離
2.1km
登り
188m
下り
168m

コースタイム

11:35 八丁峠 - 12:30 地蔵岳山頂 - 13:05 下山開始 - 13:25 八丁峠
撮影枚数:170枚

この後、県立赤城山公園ビジターセンターで昼食、
近くの赤城山第3スキー場で雪遊び。
天候 1日中晴天でした。
11時頃で-5℃くらいで、風もなく穏やか。(赤城大沼で-6℃だったそうです)
地蔵岳山頂で-7℃くらいでかなりの強風でした。
登りで温まった体が風が吹くと一気に冷え込むくらい寒かったので、体感気温から考えて風速10m/s以上はあったはずです。
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
この時期は冬季閉鎖になっている道路がいくつかあります。
栃木、茨城方面から向かう場合は上毛三山パノラマ街道(県道4号線)から赤城山に向かうことになります。
一般道なら353号線、北関東自動車道なら波志江PAで降りて353号線経由で上毛三山パノラマ街道を目指すと良いでしょう。
道路は標高1000mくらいから圧雪です。
スタッドレスやチェーンなどの滑り止めは必ず用意してください。

地蔵岳に登るなら小沼湖畔駐車場の先に八丁峠駐車場があります。
ほんの数台しか停められませんが、登山口の真ん前なので便利です。
ここは完全に圧雪されているため、小沼湖畔駐車場のように「ここから無事に出られるのか?」という不安が頭をよぎることはありません。
もちろんそこまでの間に何があるか分かりませんので脱出用にスコップやけん引ロープがあると良いです。
寒冷地ではバッテリーも弱くなりますのでブースターケーブルもあると安心できます。
コース状況/
危険箇所等
スノーシューの方が大勢、昨夜までに降り積もった新雪のフカフカした感触を楽しみながら登っていったようで、たくさんのトレースが付いていました。
おかげで正しいルートがさっぱり分からず、トレースを辿ればズボっと落とし穴に落ちて腰まで埋まり、這い出して数歩進んでは埋まる。の繰り返しだったため、登りはかなり苦労しました。
新雪を歩く時はストックで突くなどして、安定したルートかどうか判断した方が良いです。

食事は最も手近な場所だと県立赤城山公園ビジターセンターがありますが、残念ながらワカサギ料理はありません。

登山バッジもビジターセンターにあります。
朝6:50。自宅駐車場にて。
真ん中の白い車が私の車です。いつもは黒いんですけど(-_-;)
目の前の道路も完全凍結状態で、スタッドレスを履いていてもかなり滑る状況です。
様子を見ながら8:00出発。
2011年02月13日 23:13撮影 by  NIKON D5000, NIKON CORPORATION
2/13 23:13
朝6:50。自宅駐車場にて。
真ん中の白い車が私の車です。いつもは黒いんですけど(-_-;)
目の前の道路も完全凍結状態で、スタッドレスを履いていてもかなり滑る状況です。
様子を見ながら8:00出発。
今回の出で立ちはこうです。
かなり寒いので大嫌いなフードを被ってます。
そして久々にストックを用意し、コンデジをウェストベルトに固定出来るケースに入れました。
2011年02月13日 23:09撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:09
今回の出で立ちはこうです。
かなり寒いので大嫌いなフードを被ってます。
そして久々にストックを用意し、コンデジをウェストベルトに固定出来るケースに入れました。
駐車場前の道を右折して地蔵岳へと向かいます。
2011年02月13日 23:09撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:09
駐車場前の道を右折して地蔵岳へと向かいます。
途中のガイドマップを見ますが・・・ところどころ凍ってて判別出来ない箇所も。
2011年02月13日 23:11撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:11
途中のガイドマップを見ますが・・・ところどころ凍ってて判別出来ない箇所も。
ここを真っ直ぐ除雪された車道を歩きます。
雪の感触が心地いいです。
2011年02月13日 23:09撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:09
ここを真っ直ぐ除雪された車道を歩きます。
雪の感触が心地いいです。
八丁峠駐車場です。
綺麗に除雪されていて、スタックする危険はありません。
こっちに停めれば良かった・・・
2011年02月13日 23:10撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:10
八丁峠駐車場です。
綺麗に除雪されていて、スタックする危険はありません。
こっちに停めれば良かった・・・
登山道に入ります。
積雪はけっこうあります。
70〜80cmくらいでしょうか。
目の前に見えるのが目標の地蔵岳です。
2011年02月13日 23:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:08
登山道に入ります。
積雪はけっこうあります。
70〜80cmくらいでしょうか。
目の前に見えるのが目標の地蔵岳です。
エバニューの6本爪アイゼンを装着します。
新品なので歯先まで真っ黒です。
2011年02月13日 23:11撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:11
エバニューの6本爪アイゼンを装着します。
新品なので歯先まで真っ黒です。
遠くにスノーシューで登る人たちが見えます。
この日は単独の方はわかん、2人連れの方はスノーシュー、団体はアイゼンというパターンが多かったです。
2011年02月13日 23:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:12
遠くにスノーシューで登る人たちが見えます。
この日は単独の方はわかん、2人連れの方はスノーシュー、団体はアイゼンというパターンが多かったです。
振り返ると木々の枝に積もる雪で山が真っ白にみえます。
右にちょっとだけ小沼が見えます。
2011年02月13日 23:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:12
振り返ると木々の枝に積もる雪で山が真っ白にみえます。
右にちょっとだけ小沼が見えます。
ズボっと埋まるとこんな感じです。
小柄な嫁さんだと腰より少し上まで埋まります。
楽しそうだったので助けなかったら、後で怒られました(^^;
同伴者はちゃんと助けましょう。
2011年02月13日 23:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:08
ズボっと埋まるとこんな感じです。
小柄な嫁さんだと腰より少し上まで埋まります。
楽しそうだったので助けなかったら、後で怒られました(^^;
同伴者はちゃんと助けましょう。
雪と樹木のトンネルです。
こんな大変なところをラッセルしてくれた方に感謝です。
2011年02月13日 23:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:08
雪と樹木のトンネルです。
こんな大変なところをラッセルしてくれた方に感謝です。
どこまでも続く雪の壁。
風もなく日差しもポカポカ。
振り向けば素晴らしい景色が広がっていて気持ちの良い登りです。
2011年02月13日 23:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:08
どこまでも続く雪の壁。
風もなく日差しもポカポカ。
振り向けば素晴らしい景色が広がっていて気持ちの良い登りです。
凍てついた樹の枝です。
小さくとも樹氷です。
2011年02月13日 23:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:08
凍てついた樹の枝です。
小さくとも樹氷です。
遠くにアンテナが見えてきました。
山頂を吹き抜ける風によって雪がパラパラと降ってきます。
2011年02月13日 23:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:08
遠くにアンテナが見えてきました。
山頂を吹き抜ける風によって雪がパラパラと降ってきます。
向こうにトレースが見えます。どこを通るとあそこに行けるんでしょう?
2011年02月13日 23:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:12
向こうにトレースが見えます。どこを通るとあそこに行けるんでしょう?
アンテナサイトに到着。
これらのアンテナの多くはテレビ局のようです。
TBS以外にもNHKなどがありました。
2011年02月13日 23:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:12
アンテナサイトに到着。
これらのアンテナの多くはテレビ局のようです。
TBS以外にもNHKなどがありました。
こちらは国土交通省。
青空、樹氷と並ぶと何故か様になります。
2011年02月13日 23:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:12
こちらは国土交通省。
青空、樹氷と並ぶと何故か様になります。
アンテナ群の横を抜けて山頂へ向かいます。
すると左手に赤城大沼が見えてきました。
穴釣りしてる人たちがたくさん見えます。
(写真をクリックして拡大してね)
・・・釣りたい。
2011年02月13日 23:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
1
2/13 23:12
アンテナ群の横を抜けて山頂へ向かいます。
すると左手に赤城大沼が見えてきました。
穴釣りしてる人たちがたくさん見えます。
(写真をクリックして拡大してね)
・・・釣りたい。
嫁さん恒例、三角点タッチ!
2011年02月13日 23:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:12
嫁さん恒例、三角点タッチ!
私はいつもの親指立て。
2011年02月13日 23:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:08
私はいつもの親指立て。
われら猫夫婦?
赤城山のA〜!
2011年02月14日 20:17撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
2/14 20:17
われら猫夫婦?
赤城山のA〜!
燈籠?が並んでいます。
きっと何か謂れがあるんでしょう。
2011年02月13日 23:13撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:13
燈籠?が並んでいます。
きっと何か謂れがあるんでしょう。
遠くに筑波山が見えました。
あの双耳峰は判別しやすいですね。
富士山は北関東自動車道を走ってる時には見えていたんですが・・・残念。
2011年02月13日 23:09撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:09
遠くに筑波山が見えました。
あの双耳峰は判別しやすいですね。
富士山は北関東自動車道を走ってる時には見えていたんですが・・・残念。
下山します。
ここを通ると先程のルートに戻れます。
よく見るとここから斜面を滑り降りた人が何人もいるようです。
ちょっと急では?!
2011年02月13日 23:09撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:09
下山します。
ここを通ると先程のルートに戻れます。
よく見るとここから斜面を滑り降りた人が何人もいるようです。
ちょっと急では?!
真っ白に輝く小沼が見えます。その横のピークは長七郎山です。
2011年02月13日 23:13撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:13
真っ白に輝く小沼が見えます。その横のピークは長七郎山です。
とりあえず広告出しておきました(笑)
2011年02月13日 23:13撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:13
とりあえず広告出しておきました(笑)
嫁さんも何か描いてます・・・
2011年02月13日 23:13撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:13
嫁さんも何か描いてます・・・
あとは一気に滑るように下山するのみ。
踏み抜かずに下れるとあっという間に麓です。
2011年02月13日 23:09撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:09
あとは一気に滑るように下山するのみ。
踏み抜かずに下れるとあっという間に麓です。
大胡赤城線は完全に通行不能です。
2011年02月13日 23:09撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
2/13 23:09
大胡赤城線は完全に通行不能です。
赤城第3スキー場へ来ました。例のそり遊びです。
人も少なく、ほとんど全員が子供たちです。
そんな中でオトナ2人でそり遊び。
それってどうよ(笑)
2011年02月14日 20:03撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2/14 20:03
赤城第3スキー場へ来ました。例のそり遊びです。
人も少なく、ほとんど全員が子供たちです。
そんな中でオトナ2人でそり遊び。
それってどうよ(笑)
お馴染みのスペードスレッドです。
が、これ大きいサイズ。
大人用ってヤツです(笑)
2011年02月16日 23:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
2/16 23:28
お馴染みのスペードスレッドです。
が、これ大きいサイズ。
大人用ってヤツです(笑)
こんな風に滑ります。
「紅の豚参上!」
(顔に注目)
2011年02月14日 20:02撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
2/14 20:02
こんな風に滑ります。
「紅の豚参上!」
(顔に注目)

感想

朝起きた時は、霧がそのまま凍結している状態で関東とは思えない光景が目の前に広がっていました。
当然のことながら路面も凍結しており、この日は茨城県内では400件弱の追突事故が発生していたようです。
私も危険を感じ赤城山行きを躊躇したんですが、30分遅れの出発でしたが、行ってみて正解でした。
気持よく晴れ渡った空と雪景色。
山頂こそ風が強かったものの、麓では風もなく穏やかな雪遊び日和でした。
こういう日に行けると本当に雪山の魅力に惹き込まれてしまいます。
いつものごとく写真もたくさん撮りたかったところですが、サングラスをかけたままだと撮りづらく、かといって外すと目が痛くてダメ。
ちょっと工夫が必要そうです。

今回はつい先日購入した6本爪アイゼン等冬装備の実戦投入が1つの目的だったので、地蔵岳の麓から装着し山頂を目指しました。
先日のスノーシュー体験で使用した4本爪と比べると、爪が靴底より出ている分、確実に雪面を捕えることが出来るため安心感は高いですね。
逆に木道などを歩く場合は痛めてしまうため、使う場所の見極めが大切です。
(両方持っていたいですね)

まぁ、そんな細かいことより、今回の赤城山で雪山の美しさ、楽しさを少しだけ味わうことが出来た。この事実こそが重要だと感じました。
まだ入り口に立ったばかりです。
どんなに奥の深い楽しさなのか?
これから少しづつ味わっていこうと思います。


最後に・・・今回は写真で遊んでみました。
2枚の合成というかコラージュ写真を入れています。
ご笑覧下さいませ〜

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