南アルプス-仙丈ケ岳-ラッセル・クロウの物語(敗退)
- GPS
- 52:17
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,017m
- 下り
- 2,011m
コースタイム
2月11日 渓流荘駐車場発06:50-07:10戸台駐車場(-5℃)08:00-08:55第二堰堤(-5℃)09:00-10:00角兵衛沢分岐(-6℃)10:15-11:00丹渓荘(-5℃)11:15-14:00大平山荘(-4℃)14:05-14:40北沢峠(-5℃)
2月12日 北沢峠(-10℃)07:00-08:15二合目付近08:25-09:25四合目(-10℃)09:35-11:45大滝の頭分岐(-8℃)12:00-14:00標高2,750m地点(-12℃) Time Up-14:28大滝の頭分岐-14:50三合目(-8℃)15:00-15:36北沢峠着(-10℃)
2月13日 北沢峠(-15℃)07:20-08:55丹渓山荘(-8℃)09:00-09:35角兵衛沢分岐(-2℃)09:40-10:35第二堰堤(0℃)10:50-11:40戸台駐車場(8℃) 13:45発
天候 | 2/11 雪、2/12 雪、2/13 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2月11日、12日は雪が降り続いていた。 三合目から上は所により腰から胸までの雪があり、ラッセルに非常に苦労した。 大滝の頭分岐から森林限界を超えて以降は赤テープが無いので、赤旗を持っていくのが良い。 高遠の「さくらの湯」の温泉は柔らかなお湯で最高。 高遠の「楽座 紅葉軒」の高遠そば、馬刺しは絶品です!! |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
久しく冬山は単独が多かったが、今回は久しぶりに3名のパーティー登山となった。
お天気が今ひとつの予報だったものの、太平洋岸なのでそれほど積もらないだろうとの甘い期待。
さらに、連休で他のパーティーもいるのではとトレースもちょっと期待していた。
11日は先行パーティーのトレースがうっすらと残っていたが、北沢峠から仙丈ケ岳へ向かったようで、到着したときにはテント1番のりだった。
その後、他のパーティも到着し、北沢峠には総勢5-6張りのテント村が出現した。
12日は先行したものの、前日パーティのトレースがうっすらと残っており、それほど苦労も無く登れたが、30分もすると前日に先行して三合目に宿泊されたパーティーが下山してきた。
三合目からは、ラッセル・苦労。トラバース気味のところは腰以上も積もっているところがあり、遅々として進まず。
後ろから来た関西8名パーティと交代しながら歩みを進める。
13時を期限として頑張ったが、森林限界を超えたところで小仙丈ケ岳が目に入り、もう少し頑張ることに。
そこからもなかなか進まず、14時でタイプアップとした。最高到達点は2,750m付近だった。
雪山天泊が初めてだった仲間は、雪山を堪能してくれたようで良かった。
雪の量は2003年に比べると下から雪はあったものの量は多くは感じられなかった。
帰りは、レンタカー・フィットが戸台の駐車場を登れず、今回最大のピンチと核心を迎えた。
折角早く下山したものの、他のパーティーが下山するまで格闘し、結局、後ろを押してもらい脱出ができた。
助けてくださった皆さん、ありがとうございます!!!
自動車で出発する最後まで、ラッセル続きの山行でした。
14時に何とか間に合って、楽座紅葉軒で高遠蕎麦と馬刺し、桜ステーキを堪能することができた。
久しぶりに楽しい雪中山行でした。
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