私の雪山デビューは学生時代の安達太良山だった。当時、茨城県の高体連が主催する強化合宿に参加した。3泊4日だったと記憶しているがラッセルや滑落停止はもちろんのこと雪洞を掘ったりもした。この経験もあり現在の自分の山行にも十分の安全、安心そして自信にも繋がっていることは確かだ。
今思えば、母が参加への心配を大変していたことを思いだす。
今回、多くの高校生が犠牲になった那須での安全講習は事故だと判断するしかないと私個人は考えています。あのファミリースキー場付近での練習にどこまでの危険を予知できたか、私も参加していたら撤退できたのか判断は難しかったと思います。
全く雪崩を予想出来なかったことはないと思うがそれを軽視していたかと云うとそれも当てはまらないと思う。高校生の遺族でも「責められない」とのコメントもあったように今回の事故に責任がどこまで追求されるかは想像もつかない。
県高体連の市毛先生が富士山での訓練中にあった死亡事故を書いた著書のなかでこんな感じのことを書いている。
山行に練習はありません。常に本番。
そのことを私は常に心に留めている。みなさんにも安全に山を楽しんで頂きたいと願わずにはいられない。
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