前回の「単独行遭難」につづいて同時に借りた本である。トムラウシの集団遭難は発生当時はメディアでよく目にした。当時のニュースでも冬山を想定していない装備であったことによる死亡だったと記憶していたが、今回、この本を読んで発生経緯やなぜ死亡に至ったかを当事者によるインタビュー等から分析、また医学的な視点からも記述され、興味深く読むことができた。「凍死」という言葉をよく目にしていたが、この本で死因は「凍死」ではなく、「低体温症」であることが改めて分かった。どう違うのかは読んでみても漠然としたままであるが、「低体温症」をどのように防ぐかは理解できた。単独行が多い自分にとって前回同様いい教訓となった。道迷い、疲労、熱中症、低体温症等々注意することは多く、特に歩いているときにめんどくさがらずにリスクを意識することが大事だ。
最近は天気が悪かったのと、先週末は天気が良かったが会社のイベントがあり山に行けていない。近々天気にかかわらずに行ってこようと思う。
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