伊勢神宮

　松阪のホテルで６時半からサービスの朝食をとると荷物を預け早々に伊勢へ向かう。近鉄線で伊勢市駅から外宮→内宮→月讀宮と廻った。早朝の外宮は人も少なく、小鳥の鳴き声が聞こえおごそかな雰囲気。神殿のそばの池が神秘的な雰囲気である。外宮からバスで内宮へ。およそ３０分。途中に蓮台寺という丘があり、摘みやすいようにだろうか背を低く撓めた柿が植えられたくさんの実をつけていた。名産蓮台寺柿という看板がたっている。伊勢のお寺は廃仏毀釈の時にたくさん潰されたんだったよなあなどと寺という地名からつらつら連想する。
　内宮につくと外宮とは打って変わって団体客が多数。だが団体客も黒服や背広で正装している人が多いのが目についた。参道は広く明るく神秘性は外宮の方が勝っている。それでも風日祈宮や荒祭宮は隔絶感があった。おはらい町で腹を満たした後はバスにのって月讀宮へ。しかしおはらい町出口付近の猿田彦神社バス停は２か所にあり、猿田彦神社すぐ前のバス停は本数が少ないし月讀宮へはいかない。真珠卸売会館前のバス停にのるべきであったが時間つぶしに猿田彦神社を廻ったあとでやっと気づいた。月讀宮へはバス停一つ分の距離だし歩いてもよかったかもしれない。このあたりでやっと手水や拝礼がスムーズにできるようになった。