クライマーズ・少しハイ（Mt．Tanigawadake）

３連休ながら天気は不安定。「てんきとくらす」で新潟近郊の山の登山指数を見ると、日曜と月曜はＢとＣが並ぶ。雨だけでなく風も少し強い。泊りでどこか行きたかったが断念。
関東は天気が良さそうなので、日曜日に谷川岳へ。
はじめての谷川岳。横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」では、悲壮な決意を持った主人公が土合駅の階段を登るところから物語が始まったと記憶しているが、いつか「日本一のもぐら駅」の階段を、主人公のように悲壮感漂わせて（!?）歩いてみたいと思っていた。しかし、現地まで車で行ったので今回は実現せず。
土合駅で仮眠し、４時半出発。５時に西黒尾根登山口より登り始める。足の速い人に追い抜かれ、「今の人、一筆書きのあの人じゃない？」と周りの人が言っていた。
稜線に出てからは、両耳や谷川岳の急峻な姿を垣間見れて少しハイな気分になったが、スリリングな岩場に阻まれ、頂上はなかなか近づいてこない。途中、苗場山も見えていたが、頂上に着いた時には、霞んで見えなくなっていた。
天神尾根を下り、田尻尾根から下山。田尻尾根は地味な登山道で人気がないのか、誰とも会わず。こちらから登ってこなくて良かったと思った。