それならば、11月にも入ったことだし、そろそろ「あそこ」か。ということで弥彦の田ノ浦コースへ。
山の中を散歩している感じが心地よい。
そして多宝山へ。先週の角田山の倒木を見て、勝手に名付けた「多宝の一本松」は台風にやられなかっただろうかと心配していた。無事で何より。
多宝山の山頂から見渡す青空。
智恵子は東京に空が無いといふ、
・・・・・
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
智恵子が新潟の造り酒屋の娘に産まれていたら、ほんとの空は弥彦山の空だったろうか。
参道側に下り、よくばって弥彦菊まつりを見て帰る。
こんばんは。弥彦、混んでいませんでしたか。菊祭、毎年すごい混雑ですよね。
いつもそれを理由に敬遠しているのですが、神社は雪が降る前に参拝したいと思っています。
智恵子さん、故郷の空を想い続けていたんでしょうね。
新潟ならきっとそれほど青空が多くないでしょうし、この詩は成り立たなかったんじゃないでしょうか。
高村光太郎なら『樹下の二人』も大好きですが、いかがでしょう。
あれが阿多多羅山
あの光るのが阿武隈川
故郷を想って書かれた詩はとても哀愁が伝わってすばらしいですね。
こんばんは。
弥彦の参道コースは混んでましたが、弥彦に限っては人混みは嫌いじゃないです。
家族やカップルなど身内で登ってる人たちが多いので、普段はどんなパワーバランスで生活してるのか妄想したしたり。兄弟姉妹でも、真剣な顔で登ってる子供もいれば、やはりお調子者もいたりして、飽きません。
田ノ浦コースですれ違った人は一人でした。
『樹下の二人』
智恵子の存在、彼女への愛情が大地創造とシンクロしていような素敵な詩ですよね。
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