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勢至平は雪と青空のコントラストが美しく、雪解けも近いと思うと進むのがもったいなくて、半歩に歩みを緩めゆっくり歩く。くろがね小屋までは人に会わず。
山頂はまだガスがかかっている。今日は遅い時間の方が天気は良さそう。
でも、フルコースと欲張ったのでしょうーがない。アイゼンを履いて山頂を目指す。
さすがに新潟と比べるとは雪は多くはないが、冷え込みは厳しい。ハイマツは白いサンゴ礁みたい。
山頂は、ときおりガスが晴れる。期待値が高いせいだろうか、青色が濃い!
下山して高湯温泉の安達屋へ。昨年のGWは13時を過ぎていたため入湯できなかったが、今日は間に合った。
露天風呂も良かったが、誰もいない内湯の方が癒された。ガイドブックで露天風呂を見て来たいと思っていたのに、年をとったせいか、ひなびた雰囲気のある内湯のほうがしっくりきた。いずれにせよ、やはり東北の温泉は素晴らしい!
途中、スーパーで肉塊とビールを仕入れて猪苗代湖のキャンプ場へ。
夕暮れと共に、湖の向こう側に凛々しく見えていた磐梯山が空や湖と同化しながら息を潜めていく。
対岸の街の灯りや車のライトが煌めきだすと、少し人が恋しいような気分にも。
薪をくべ火勢を強める。
見上げれば、北斗七星が瞬いている。新月なのか、月の姿は見えず。
河畔に打ち寄せるさざ波を聞きながら、焚火や星空をボーっと眺めて贅沢な時間を過ごす。
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