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窓から見える医王山は霞んでいるが、雨雲レーダ―を見ると、雨は降らなそう。
展望はないが、幻想的な雰囲気を味わいたいので、むしろ好都合。こんな日は人も少ない。最近、マイブームの泉鏡花の小説にすっかり感化されてしまったようだ。
2時半を回っていたので、西尾平から。
白兀山に着くと3人の休憩者。そのうちの一人、青いTシャツを着た3歳くらいの男の子が私の顔を見て言った。
「ここまでよく来たな」
一瞬フリーズしたが、
「いや〜、も〜大変だったよ」と小さな子の自尊心を損なわなよう返答。
お父さんとおばあちゃんらしき大人は苦笑い。
靄がかかって蒸し暑かったが、子供はカラッと元気。
奥医王山手前の竜神池は幻想的な雰囲気。河童とか魍魎が出てきそう。まさに鏡花ワールドと一人で盛り上がった土曜の昼下がり。
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