ゆれる炎を眺めるのが好きだ。
煙にいぶされ、焚き火の香りが体に移ってしまうのが好きだ。
おきびを転がすその身が、ぐっと熱くなるのが好きだ。
昔は刈り払った庭木の枝を、家の前で燃やしたもので、それはとても楽しい作業だった。
正月のもちは、わざわざ竈でもち米を蒸したものだった。
自転車にテント一式と鍋ひとつ持ち、焚き火で飯を作りながら、家出旅行を楽しんだ。
それも今は昔、今日日、屋外で物を燃やすなんてなかなか出来ない。
久々に焚き火を楽しもうかと、とあるストーブを持って山歩きをしようかと計画をしたが、腰痛が出て計画は頓挫。
仕方がないから、自宅で焚き火だけ楽しむことにする。
「SIERRA STOVE」
こいつの燃料はガソリンでもアルコールでもない。
その辺の木っ端だ。
最初にこれを見たのは、とある新聞の広告欄。
たしか「松ぼっくり一個でお湯が沸かせる」という内容だったような気がする。
こいつはすごい!
ある時、僕はついにこのストーブを手に入れて、九州縦断の旅に出たのだ。
使い心地は?
真っ黒な鍋が出来上がります。
確かにいくばくかの小さな木っ端で、簡単にお湯が沸く。ご飯も炊ける。
ただし、鍋はすすで真っ黒になる。
鍋だけではない。煤を触った手も真っ黒だ。
煤を出さないようにするにはおきびになるまで待たないといけないが、それでは時間がかかりすぎる。結果、常に鍋は黒いままである。
雨が続くと?
薪探しに苦労します。
屋久島では苦労しました。なかなか火がつかない上、小屋の中は煙が充満。
おかげで藪蚊に悩まされることはありませんでしたが。
デメリットばかり書きましたが、やっぱりこいつは楽しいでえす。
小さな炎ですが、眺めてるのはやはり楽しいです。
でも、家でやるなら、もっと大きな焚き火がしたいよ。
出来れば薪ストーブがほしい!
写真左
下にちいさな扇風機が付いていて、良く燃えます。
写真中央
鍋焼きうどんを作ろう。
写真右
収納はとりあえず、こんな感じに。
yukicchi7さん、はじめまして。
私も焚き火大好き人間です。
「SIERRA STOVE」良いですね。
電源が必用なのと、鍋底が煤けるからテン泊縦走には向かないかも知れませんが、山麓キャンプで使ったりすると楽しそうです。
guchi999さん、はじめまして。
「SIERRA STOVE」
メインで使ったのは、自転車でのキャンプツーリングでした。
小さな焚き火を眺めているだけでも楽しいですよ。
乾電池1本で、数日は余裕で使えます。1リットル用の鍋にちょうど収まる大きさなので、持ち運びにもそれほど苦労しないです。
どうしても煤が付くのがいやなら、炭を使うのも手かもしれませんね。
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