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場所は、福島県伊達市のある地区。阿武隈山系の山村です。
良い里山がたくさんあって、随分楽しませて貰いました。
だから、その恩返し?みたいな・・・。
この辺りは、3−4μS/h。ホットスポットじゃなくて、
町全体がこの線量率です。町を挙げて除染しようと
がんばっている地域の一つです。避難区域では無いので、
当然町の方々は以前と変わらず毎日生活しています。
コンビニもあるしスーパーもあるし、バスも走っています。
でも、線量がちょっと高いんです。
60名ほどのボランティアさんが集まりましたが、
地元の方、私のような近県の方、遠く東京・横浜からの
参加の方も多かったようです。
実際に除染って、何をするんだろう、と事前勉強も無く
参加したのですが、放射性物質は土の表層近くに留まっている
らしく、この表面の土を1cm位かき集めて取り除く事。
そのかき集めた表土をどこに保管するの?
という大きな問題はあるのですが、取りあえずかき集めて
生活圏から遠ざける、と言うことのようです。
実際には、庭の表土除去と溜まりやすいコケの除去、
側溝等に溜まった土の除去でした。
写真1と2は道路脇の除染前後です。写真3はかき集めた
表土の山の一部。濃縮されているので隣に立つと10μS/hを
超えます。数日中に「取りあえずの保管場所」へ運搬するそうです。
作業で役に立ったのは、山の服装です。
お土産を持ち帰らないようにするために山用のカッパ。
作業で大汗をかくので、速乾性の山シャツ。
透湿性のないカッパと綿Tシャツでは、作業性も快適性も段違い。
1日に数軒ずつの作業なので、今後も継続して
ボランティアさんを募集して除染をするようです。
我こそ、と言う方がおりましたら、是非ご一緒に。
http://www.fukushima.coop/
http://www.f-shishakyo.or.jp/new/josen/view
参考まで。
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