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http://rescyoukyoto.blog.fc2.com/blog-entry-1740.html
行方不明になっているのは、大分市金池町のTさん(64)で、22日の朝一緒に住む妹に「佐伯市と宮崎県日之影町にまたがる新百姓山に登る。夕方には帰る」と言って自宅を出ました。
が、Tさんが一夜明けても帰宅しなかったため、23日午前妹さんが警察に届け出たということです。
その後警察が調べたところ、23日昼前になって、日之影町にある新百姓山の杉ヶ越登山口の付近に、Tさんのオートバイが止めてあるのが見つかったということです。
昨日、警察・消防の搜索が打ち切られたということで、本日18人のボランティアにて朝から捜索。オートバイには、「生きていて」という妹さんの悲痛なメッセージが貼られていて、心が痛みました。
3班に分かれて、一旦山頂へ上がり、ロープを使って懸垂下降組と、尾根、谷に分かれて登山道ではない道を下っていきます。Tさんは、30年くらいの登山歴があり、いつも山を案内するくらいのベテランさんで、22日もガイドする予定で下見に来ていた、ということでした。ただ、携帯を持っていたのか、GPSがあったのか、など詳しい情報はなく、なので滑落と道迷い両方の視点から捜索していました。
別のボランティアさんも、傾山方面を探していて、午後4時頃に全員下山して、見つからなかった。。。と思ったら、そこに高千穂の山岳会の方から電話が入り、沢で浮いていたご遺体がある、とのこと。警察が来て、その方がTさんだった、という確認までは会長がやってくれたので、8時には熊本に帰ることができました。
とても残念な結果となりましたが、そんなベテランの方でも、遭難してしまうという山の怖さにまた触れたことにより、一層身の引き締まる思いがしました。なぜ沢に行ったのか、どこで道を間違えたのか、滑落したのか、色々尋ねたいことはあっても、もう尋ねることはできないのですよね・・・

迷ったら戻る

疲れているとき、下った道を登り返すのはとてもしんどいしイヤだけど、下り続ける危険性を考えると、そうすることの重要性を再度強く感じました。
捜索活動お疲れ様でした。
今日の昼間、SNSでこの山での遭難報道を知りました。
ローカル過ぎて大分以外ではニュースにはなってなかったようで?
残念な結果ではあったけど、Tさんご家族の元に帰れるから良かったですね。
きっと、見つけて欲しい!!って思いが届いたのではないかと思います。
「ベテランの方でも遭難」、屋久島に行った時に現地のガイドさんがおっしゃってました。
ベテラン程遭難する・・・と。
屋久島の遭難者は、ベテランの方が多いそうですよ(汗)
変な自信・余裕が招くのかな?と思いました。
何事も嘗めたらダメだって事ですね。
chiakiちゃん、コメントありがと〜!
ベテランほど遭難するっていうの、だんだんわかってきました。
・自分なら行けると思ってしまう (午後からの入山、GPSなし、バリエーションルート等)
・プライドが邪魔して助けを求めない
・今まで何とかなってきた経験が判断を甘くする
というような、自分も慣れて来て、そうならないよう、気をつけないといけないな〜とつくづく思いました・・・
あ、chiakiちゃん、私の実家へ遠征してましたね〜♪
お天気良くなくて残念だったけど・・・・
私も次こそは岩手山登りますー
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