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徐々にグレードの高いお山に行くようになっているにも関わらず、スマホなしで紙地図とコンパスで山行した経験がなく、スマホやスマートウォッチが使えない状況になった時にどうするか？
これではいけないと常々思っていました。😱
オンライン講座や書籍などで一通り勉強はしていたものの、やはり通信教育で覚えた空手のようなお話で（笑）、実践では全く役立つレベルではありませんでした。
しかも机上で勉強しただけでは、地図を見て地形を頭の中でイメージすることは難しく、実地練習していないので覚えたこともすぐに忘れてしまっていました。😅
そこで好日山荘さんの実技講習を受講できるチャンスがあったので、野外実技講習を受けてきました！😄
●日時
2023年11月23日（木・祝） 9：30〜15;30
●場所
岐阜県百々ヶ峰
●コース
三田洞四季の森センター → 百々ヶ峰 → 権現山 →三田洞四季の森センター
※距離：6.4キロ
●講師
好日山荘 山岳ガイド 福岡さん
●参加者
３名（男性１名、女性２名）
※催行決定後にキャンセルが出た為、少人数でも開催してもらえました。
●天気
晴天、無風、気温18〜20度
※説明を受けている間も寒くなく快適
●講義内容 ※記憶に残っているものだけ列記
�｜老楚泙寮睫澄塀娘棔�等高線、ピーク、コル、尾根、沢など）
��読図における尾根と沢の判別の仕方
�Ｅ仍海巴里辰討�くべき地図記号
�ぜ�北線の説明
�ゼ�北線の引き方 ※時間の関係で説明のみ
�Ε灰鵐僖垢了箸な�、注意点
��地図の先読みの重要性
�┿該惰営蠅里笋衒�
��目的地の方位の調べ方（分岐点での方向確認など）
��現在地の調べ方
��読図から得られる注意すべき地点の予測
��地図の情報だけでは判断が難しい局面での判断材料
��尾根芯ルートと山腹ルートの特徴の違いとリスク差の説明
●今回、勉強になったこと
��読図における尾根と沢の判別の仕方
→ピークから等高線を見ていくと判別しやすい
�Ｅ仍海巴里辰討�くべき地図記号
→鉄塔、高圧線は遠くからでも見えるので、現在地の把握に役立つ
→窪地とピークの判別の仕方（窪地は斜めの矢印が付いている）
�ぜ�北線の説明
→磁北線は時間が経過すると変わってくる（最新の地図が必要）
�Ε灰鵐僖垢了箸な�、注意点
→磁気の影響を受けやすい。小さな金属のボルトでも影響を受ける。（写真３枚目）
��地図の先読みの重要性
→山行前に読図してコースの地形を先読みすることが重要
→先読みにより、ルートを外した時に「違和感」を感じることができる
→「違和感」を感じことがルートミスや道迷いの予防になる
��目的地の方位の調べ方（分岐点での方向確認など）
→３ステップぐらいでできるので、反復練習すれば意外と簡単（今後、かなり役立ちそう😄）
��現在地の調べ方
→地図上に線を複数引いて、交差点で特定する
→線が２本だけだと誤差が大きいので、複数線を引いて精度を上げる必要がある
→分かりやすい目標物がない場合は、高度計で高度を図って、標高で判断する方法もある
→ただし、高度計は気圧の影響を受けるので、山行前に誤差を補正する必要がある
��読図から得られる注意すべき地点の予測
→読図によりルートミスしそうな地点や尾根を予想できることもある
��地図の情報だけでは判断が難しい局面での判断材料
→地図だけで100％判断できないことも多い
→地図上では特徴のない道では、周りの地形や前後の道の状況を見て判断する
��尾根芯ルートと山腹ルートの違いとリスク差の説明
→目的地に向かうルートが複数ある場合、尾根芯ルートの方がリスクが少ないケースが多い
→理由は、尾根芯は風雨による浸食の影響が少なく、ルートとしても分かりやすい
→逆に山腹ルートは浸食により地盤が緩んでいたり、ルートが不明瞭な場合がある
●全体的な感想
読図は机上勉強だけでは限界があり、地図と現地を見比べる作業を何度も繰り返すことにより、地形のイメージ力を養えることを実感した。
コンパスワークも、1度、2度ではすぐに忘れてしまう為、実際の山行で何度も繰り返すことにより身に着くものだと思った。
また、地形図には載っていない道は、人がたくさん入る里山には特にたくさんあり、時間の経過とともに地形図が現地と微妙に違うケースも珍しくない。
その為、読図だけでは完全対応できないケースもあリえる。
そのような時に、周辺の地形など得られる情報でどうルート判断するか、判断材料などを学べたことは、今後、大いに役立ちそう。😄
●課題
・悪天候やホワイトアウトした時にどうやって読図するか？
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