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1 室堂に到着したら20分ほど休憩してすぐには動かない。
2 歩きは牛歩戦術。
作戦1について、自分はすぐに歩いても平気なので室堂ターミナルの階段踊り場ベンチで登山前(散策前)にゆっくり座っている人達を見ていつも不思議に思っていたのですが高度馴化をしていたのですね。交通機関で高所に到着したときは十分休憩してから動いた方が良い、というのは知識としては持っていましたが今回初めてそれが本当に必要な人がいるということを実感的に知りました。
作戦2について、一ノ越まで2時間30分かけて登りましたが母も兄も体の不調を訴えることはありませんでした。前回家族で山歩きをした時(両親は千畳敷散策、自分と兄は木曽駒ヶ岳)、母と兄が少し大変だったことから比べるとこの作戦は奏功したようです。
2時間半あれば普通の人(多分自分も)は雄山まで届くのでしょうけれどこのような牛歩山歩きも結構面白かったです(普段は通り過ぎるだけの祓堂をしげしげ眺めたり、今まで何度も通過しながらちゃんと認識していなかった雷鳥沢‐一ノ越のトラバース路分岐地点を見つけたり)。
母と兄にとって鬼門だった高所トレッキングでしたがやり方次第ということがわかって収穫でした(リスク要因を軽視するつもりはありませんが)。
お母さんもお兄さんも喜んだことでしょう。
私も循環器に弱点があるので、他人事でありますがうれしく思います。
先月、富山の親戚に行ったついでに、立山三山をと計画してたのですが、身内の不幸ができて行けなくなりました。
機会が出来たら私も牛歩になるか亀歩きになるかわかりませんが、トライしたいと思います。
yokappeさん>
コメントありがとうございます。
室堂で少し休んでから動き始め、ゆっくり歩くというのは母が決めた作戦でした。
高所に乗り物(ロープウェイなりバスなり)で到着した場合すぐに動かずに休んだ方が良い、という知識は母も持っていましたが先日の千畳敷でそれを実行せずに辛い状態になったようです(散策の歩行ペースも速かったようです)。
今回、母も兄も呼吸がつらくなることがなく(高山病の症状が出ずに)高所を歩けた(一ノ越は標高2700m)のでとても喜んでいました。
コースタイムの2倍くらいの時間をかけていますがそれが当人達にとってちょうど良いペースなのだと思います。
立山三山、時間に余裕を持たれた計画で是非歩いてみてくださいませ。
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