
「でも、資料くらい読んでもいいじゃないか」と正当化して、今日は部室で応急処置の勉強をしていました。先輩が来るまでは。
そろそろお昼か・・・。という時に、誰かが訪ねてきました。K先輩です。
私の2つ上の先輩で、今年一浪しながらも近くの大学に入りました。先輩は私の地図中毒の原因です。「読図に関しては」ものすごい慧眼で、幾度もお世話になりました。一方、引退したのちも何かと部室にやってきては漫画(の切れ端も含む)、レコード(プレーヤーはいづこ・・・)、片方の長靴、爆竹(!?)など様々なガラクタを私たちに(本人曰く)「提供」しているのです。
「先輩、部室とごみの収集場の区別はつきますよね?」
「いや、これはね、君たちにとって必要なものを厳選して、わざわざ持ってき ているんだよ。ありがたく思ってよ。」
「じゃあ逆に聞きましょう。先輩は山で『折れたビニール傘』が必要になるん ですか?『(漫画の)メジャーの表紙』がどう役立つんですか?」
「山に持って行って、損は」
「あります!ってか、損以外の言葉が見つからないんですが・・・

割愛
「んじゃ僕はこれで帰るね。なにか必要なものあったら言って。」
「え〜と、『先輩が部室に勝手に侵入しない権利』ですね。今ほしいのは。」
「さよ〜なら〜」
「先輩。シカトという特権を発動しないでください。」
今日も8割方が不必要な物でした。午後は片付けに費やされ先輩のおかげで傘を素早く分解する技術を得ることができました。本当にありがとうございました!

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