1996年のエベレストでの大量遭難を描いた映画です。
昨年秋公開されたとき見に行こうと思いつつ行けなかったのですが
amazonプライムで無料だったので先日視聴しました。
なお、劇場では3Dだったようですがネット配信はもちろん2Dですw
とりあえず見所はリアルな背景。山頂付近とか大迫力!劇場で3Dで見たかった!
国内の整備されたコースをただ歩くだけの自分には8000m峰は全くの別ジャンル。
と思いきや、描かれるのは公募登山隊の悲劇。
キャンプ設営、ルート工作、危険箇所のビレイ等々は基本的に業者任せ。
ある意味整備されたコースを歩くのの延長線上にある気がしないでもありませんw
まあ、1人750万円ほどかかったそうなのでやはり別世界の話ではありますねw
登場人物多くて誰が誰やらですが基本全員山バカなのが嬉しくもあり哀しくもあり。
登山隊参加者がなぜ山に登るのか、て話になったとき。
2年連続参加の郵便局員が、奥さんに愛想尽かされて出て行かれたけど子供の小学校から寄付貰って今度こそリベンジだみたいなことをはにかみながら話してて、これは静かに狂ってるなとw
色々問題抱えながらも何人かは登頂成功。
件の郵便局員も予定よりかなり遅れて最後に執念の登頂。
先にも書きましたが山頂のシーンは綺麗です。これだけでも見る価値ありかと。
ただ、その後みるみる天候が悪化しバタバタと倒れていく…
映画では遭難した人の家族の悲しみや苦しみも描かれます。
映画見て山は怖いと思う人もいるでしょう。
家族に心配かけてまでする事ではないと思う人もいるでしょう。
けど、山に行く人は行く。
これはヒマラヤでも里山でも同じだと思います。
登山とはつくづくエゴイスティックな行為だなあと思います。
昔働いてた工場のとある先輩話ですが、
先輩「ヒマラヤ登って来るから2ヶ月休みくれ」
会社「2ヶ月とかふざけんな」
先輩「じゃあ会社辞めて登るわ!」
それ以降、彼を見た者はいない・・・。
という事があったそうです。
私が来る前の話なので会ったことはないですが、
私も登山するので、色んな人から聞かされましたねw
〉子供の小学校から寄付を貰って
まぁガチな外国登山に手を出すと、一般市民のような日常生活は捨てなきゃ行けないのかもですね。
月単位の休暇となると会社勤めは中々難しいですよね。
映画にも出てくる日本人女性は会社に勤めながら7大陸最高峰に登頂したそうですが
さぞや休暇とるのに苦労したと思います。
昔はビルの窓拭きのアルバイトがヒマラヤ登る人の定番だったと聞いた事があります。
高所作業が訓練にもなるのだとか。
今はどうなんでしょうか。インターネットでクラウドファウンディング?w
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