最初は社会人山岳部に所属して、今は仕事が変わってしまったので、個人山行がほとんどになっています。個人山行は気ままで気楽な反面、安全対策などこれでいいのかな、と疑問に自分で思ってしまうこともあります。
以前山岳部に所属していたころ、雪山で下山出来ずビバークしているうちに、遭難救助隊が出てしまった事件がありました。幸い、自力で下山して、もっと凄い大事になる寸前で助かりましたが、色々ショックは残りました。(大変ご迷惑
救助隊も出るし、警察にもご迷惑かけ、家族や関係者にもかなりご迷惑掛けた・・・と先日山の先輩の家で改めて聞かされました。
そう、それに心配掛けるだけじゃなくて、救助隊の方や山岳部のメンバーをさらに命の危険に晒してしまうことになるわけです。
そんなこんながあってから、無茶な登山はしないよう気をつけるようになりました。特に、撤退の判断はかなり慎重にできるようになったつもりです。(まぁ、いろいろあったし、まだまだ、なんでしょうね。。)安全対策もちょっとこんなに必要ないかな?というぐらい用意することもあります。
雪山やバリエーション登山、沢登り。楽しいものですが、何か起こってしまった場合、一般登山道のようには簡単に脱出できないことがほとんどです。それまでの楽しいルートや登攀が、一度怪我してしまうと、恐ろしいまでの困難な場所に変わってしまう。だからこそ、何もなく出来るよう最新の注意を払わないと、慎重に行動しないといけないし、安全対策も出来うる限りのことをしないといけないわけで。
また、自分が計画してリーダーをつとめるときは、そういうことが起こらないよう、メンバーが怪我することなく無事に下山できるよう、かなり気をつけてやってきたつもりです。(山岳会をちょっと離れてから、余計組織的な役割を意識するようになった気もします・・・苦笑。山岳会の先輩や皆さんには感謝です)
我々登山者は多かれ少なかれ、周りの人に心配かけながら登っているので、出来る限りの安全対策はしなきゃいけないし、無事に(ケガ一つすることなく!)帰ってこなきゃいけないと思います。それでこそ、また行ってらっしゃいと送ってもらえて、楽しくルンルンの登山ができるのかなぁと。
と色々書きましたが、やはりまだまだ力不足です。先日も判断ミス、リーダー力不足を痛感しました。関係者の方にご心配もかけてしまいました。山の仲間、相棒、ザイルパートナー皆とよく話して、より楽しく安全に登れるようにしていきたいと思います。
つらつらと駄文を書いてしまいました。さあ、また山は待っているので、新しい靴も買って、やる事きちんとやって、安全に登ってきますかね〜〜

sgycoffeeさん、初めまして。
我々登山者は多かれ少なかれ、周りの人に心配かけながら登っている〜残念ながら自己責任という名の無謀登山をやっている方にはその感覚はありません。sgycoffeeさんのように過去の経験を教訓とされる方はいいんですが、ヤマレコでも遭難を武勇伝のように語られる方もいます。遭難しなくとも家族は心配しています。登山中の絶対はないかもしれませんが、登山前は限りなく絶対に近い計画を立てることは可能だと思います。山のお仲間さんともよく相談して、安全に山を楽しんでください。
はじめまして。やはり何事も起こらず,山に本当に行ってきたの?ぐらいで帰宅するのが理想ですよね。最近は色々と気をつける場面があったりしまして,改めて行動や装備を見直しております。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する