3回目の甲武信岳。1回目は、大昔、ワンゲル新人の最初のGWに奥秩父縦走中にピークを踏んだ。(はっきり言ってヨレヨレだった。笑)2回目は、2年前の秋、東沢・釜ノ沢を遡行してピークを踏んだ。沢中ビバーク1泊の楽しい遡行だった。今回は、毛木平〜千曲川源流〜甲武信岳〜甲武信小屋テント泊〜十文字峠〜毛木平と、元M山塾同期の友人とグルっと縦走してきました。(記録は→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-26353.html)
1日目、朝方雨が降っていたが、歩きだす頃には曇。天気は回復傾向、ということだったが、また次第に小雨が降り始めてきた。標高2000〜2100mあたりから残雪量は多くなってくる。日本一長い信濃川・千曲川の最初の一滴は、しっかりまだ残雪の中でした。
水源地標から稜線に上がる斜面は、北面の為、ばっちりの残雪。固い雪なのでトレースが残りづらく、コンパスで方向を定めてから、踏み跡痕跡と赤テープをみつけながら、せっせと急登を登って行く。稜線から甲武信岳までは、
雪はほとんど消えていた。甲武信岳直下の岩礫の急登の頃には、しっかり本降り。



2日目、朝からピーカンの快晴!

甲武信岳から少し下ると、ず〜っと雪道。固い所はサクサク行くけど、時々ズボっとはまったり・・。三宝岩に立ち寄り、三宝山からの長い下りはかなり雪が続いていた。鞍部の尻岩(ホントにお尻みたいなのだけど、樹が生え苔むして、いかにも奥秩父〜という雰囲気のいい所でした)あたりで、アイゼンをはずした。
武信白岩山から大山あたりまでは、所々岩稜の尾根もあり、なかなか爽快。
大山の鎖場を過ぎると、登山道の両脇にシャクナゲの株が多々。咲いたらすごいね〜、と言いながら、十文字峠へ。十文字小屋の周辺で、いくつかシャクナゲが花をつけていた。
十文字小屋から毛木平への道は単調な道だが、緑を楽しみながらや、スミレが群落作っているところもあったり、のんびりと下降。駐車場に着いたら、昨日は数台しか車が無かったのに、ほとんど満車状態となっていました。
締めは、海尻温泉「灯明の湯」

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