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1月に奥多摩・岩茸石山の頂上から、関東平野の向こうにす〜っと立つ筑波山が見えました。裾野を引いた綺麗な双耳峰。あー、あれが筑波山か。今まで気にも留めなかった山だったけれど、標高1000mに満たないのに平野の向こうにキリッと立つ姿が妙に綺麗で、登ってみたい山の候補に加わりました。深田久弥氏が百名山に加えた理由も,畏れながらわかるような気も。
低山は、冬が狙い目と思っているので、行って参りました。ふつうは、アプローチで山波が次第に濃くなる中に目的の登山口に到着するのだけど、筑波山、ホントに平野の中にニョッキリ聳えているのですね。それも面白い。
まずは筑波山神社へと参道を辿り、堂々たる筑波山神社の境内左手から登山道がのびています。ケーブルとほぼ並行したような登り。途中からトラバースというか平坦な所は、ケーブルのトンネルの上のようです。鎮守の森のお約束通り、杉林の中。稜線が上に見える頃には、植生が変わってきて笹や自然林が多くなる。御幸ヶ原は、ケーブルの終点で茶店が多々。男体山へはひと登り。頂上にはお社とアンテナの基地局(?)がありました。晴れた日でしたが、もやがかかり遠くの遠望は×。春みたいだな〜・・。
御幸ヶ原に戻り、女体山へ。緩やかな道です。このあたりはブナ林。カタクリの群生地もある模様。女体山にはお社+ミニミニ社務所(おみくじあります)もあり。神様の山ですから、山頂は「飲食禁止」の立て札もありました。女体山頂上は、展望が良好。
女体山から、つつじヶ丘まで下りました。途中、弁慶茶屋といわれる所までは、巨岩(それぞれネーミングされています)の連続。岩・岩というか石・石という下り。この石は少々滑りやすいので、要注意。弁慶茶屋からは石も少なく、あずまやのある「つつじ高原」あたりは気持ちのいい原っぱとなっていました。ここから、つつじヶ丘へ下り、ロープーウェイ駅の手前から、筑波神社への道へ。穏やかな道だが、ほとんどコンクリート固めされていて少々味気ない・・。杉林の中の静かな道なんだけどね〜。
途中、弁慶茶屋から直接下降するルートと合流して、筑波山神社の右側に出てきました。低山ながらもたのしい半日コース。
(記録は→http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-33928.html)
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