で黒百合ヒュッテをベースに北八ヶ岳をうろうろしてきました。素泊まりで食材担ぎ上げ、冬のテント泊じゃ絶対出来ない鍋など思う存分堪能〜。
3月1日、朝から雪。黒百合ヒュッテに上がったら、当然降雪で視界も悪い。明日は回復しそうなんで、こんな日は無理せず和むに限ります、ということで、ゆるゆると宴会〜。この夜は、鶏肉・つみれ・タラの鍋/ポン酢仕立て、と豪勢に。おなかいっぱいで、最後の雑炊までは至らず、これは明日のあさごはんに。
そうそうこの夜は、ヒュッテにピアノが堪能な方が宿泊されていて、夜は優雅にもピアノを何曲も弾いて聞かせて頂けました!(そもそも、山小屋にピアノがある、というのも凄いが・・)山で生のバッハが聞けるなんて、初めてだ〜!
(バッハは2曲でした。その他、多数曲。)
3月2日、朝からピーカン天気です。まずは、ニュウへ。気持ちよく稜線を歩いていたら、あれ〜中山頂上だあ〜。引き返し、足元に顔を出していたニュウ分岐の道標をみつけて、ここでワカンに履き替える。ニュウまではトレース無しだったが、
さほど沈まず快適ラッセル。岩峰基部でアイゼンに履き替え、ニュウのてっぺんで大展望を楽しみました。
分岐まで戻り、今度は東天狗岳へ。終始快晴で、天狗岳を視界にとらえながらの
登りは、ワクワク。固い斜面は、アイゼンが効いてこれまた気持ちが良く登れる。
岩の東天狗岳と対照に、西天狗岳は無木立の真っ白い山容で見ていて爽快。鼻炎で鼻詰まりながら歩いていたので、行けるかな〜と逡巡したが、みんなの後押しで西天狗岳へ取り付いたら、意外にあっさりと登れた。ヨカッタ!そして、登ってみれば360度の大展望で更に爽快だったです。皆と握手・握手。
下りは、天狗岳鞍部から東天狗岳をトラバースして、天狗の奥庭をぐるりと経て
戻る。天狗の奥庭は、固い雪面と時々ズブっと潜る雪面のミックスだった。冬はこんな景色なんだ〜。最後は、黒百合ヒュッテへ落ちる急斜面を、ズボズボと下降してヒュッテのまん前に到着。
今日は4つもピークを踏んだね〜、とビールで乾杯!で、宴会へ突入。チャンプルー、親子丼、味噌汁などなど、今宵も豪勢!
3月3日、下山のみなのでゆっくり起きてゆっくりごはん。朝方は、雪が舞っていたようだったが、出発する頃には曇、下るに連れて晴。サクサク降りて、渋御殿湯のお風呂へ直行した。
みなさん、お疲れ様でした。楽しかった〜。


はじめましてkazuhi49と申します。こんなゆとりのある山登り、いいですね。私は4月になったら黒百合平〜天狗岳を日帰りで行こうと思っていましたが、 この日記を拝見したら、自分の計画が情けなくなってしまいました。
Kazuhi49さん、はじめまして。
いやいや、黒百合平〜天狗岳の往復ならば、日帰りで
行かれる方も多いですよ。この時も、日帰りの方が黒百合ヒュッテで休憩されてました。今回は、日程の余裕がたまたまあったので、こんな感じでたのしんでしまったのでした。御容赦ください〜。
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