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日記
2015年11・15越敷岳、烏帽子山、祖母山登山
九州百名山地図帳(山と渓谷社)を見たら、高森町の津留地区から祖母山へのルートが示してあった。さらに、山レコにもその軌跡がアップしてあった。熊本に祖母山への登山口があるなどと全く知らなかっただけに驚いた。地図帳には神原(こうら)登山口と書かれている。去る10月31日に下山後、登山口に下見に行ったが、越敷岳に登る登山口とそこから車で10分くらいの所に祖母山への登山口があることを確認する。津留地区に入ると、「祖母山」「越敷岳」の道標があり、簡単にそれぞれの登山口に行くことができた。まず今日は越敷岳を経て祖母山へ登ることに。登山口は越敷岳直下にあり、駐車スペースは広く、10台くらいは大丈夫だ。6時前に登山口に着き、夜が白みはじめた頃出発する。裾野は人の背丈ほどもある萱の原で、山道取付まで100m位はあるかもしれない。幸い刈払いされたばかりのようで、らくらく歩けた。もし刈払いされてなくて、初めてここから登る人は戸惑うかもしれない。登山口は標高約910m位のところなので、越敷岳山頂には、20分ちょっとで着いた。天気は曇り、ガスがかかって、何も見えない。ところで気になることが一つ、山頂標識には「1065m」と書かれており、九州百名山地図帳では「1061m」、国土地理院地形図では「1043m」と表記されている。どういうことやろか?烏帽子山に向かう。ここからは前回と同じコースを歩く。稜線上はガスですっぽり包まれており、辺り一面真っ白け。10mくらいしか視界はきかない。しっとりとした感じの中を歩く。祖母山・緩木山・越敷岳の分岐地点までは、順調に歩ける。ここから先、烏帽子山、さらにその先と勾配は徐々にきつくなってくる。急な勾配登りの対策としては、歩幅を小さくして焦らず少しづつ登ることだ。そうこうするうちに烏帽子山に着く。展望は全くないが、時折晴れ間ものぞき、明るくなってきた。予報通り天候は回復基調だ。3県境につき、一休みしてにぎりめしを一個食べて、国観峠から祖母山への登りに備える。国観峠に着いた時には、すっかり晴れ渡り祖母山頂が青空の中にくっきりと浮かび上がっていた。山頂まで約40分ほどの登りに入る。昨日の雨で、登山道はべちゃべちゃ、靴が真っ黒になった。上に行くに従い地中からしみだした水がちょろちょろ流れ落ちてくる。今日はあまり天気も良くないので、登山者は少ないだろうと思ったら、さにあらず。山頂では、10人以上は軽く超えていた。遠く、愛媛から九州の山めぐりをしている人もいた。陽も射し、肌着一枚でも大丈夫。背中に陽光を浴びて、昼飯を食べる。腹ごしらえを終え、来た道を下ることに。登るときとはうって変わって、晴れ渡り、晩秋11月なのに寒さは感じない。落葉した木々は冬枯れ状態で、陽が森の奥まで入り、ために明るく、森の中は遠くまで見通せる。鹿が一頭あわてて走り去るのが見えた。また、この時期特有の鹿の鳴き声も聞こえる。紅葉は前回で見納めかと思っていたら、麓の方では、数は少ないが、いい彩づきの紅葉が鑑賞できた。
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