2015年12・13三俣山南峰登山

2015年12月14日 23:53未分類全体に公開

長者原登山口から三俣山南峰に3年8か月前に登っており、その時は南峰から坊がつるに下ったのだが、今回は坊がつるから南峰への急登を登ることに。そして七曲ルート、南峰からショートカットして、西峰ルートへ至る登山道を歩く、さらに指山に至るルートを歩いてみることにした。長者原に着き、車から外に出ると、冷たい空気が張り詰めていた。空はよく晴れ渡っていて、山頂に着く頃は日差しがあって、そんなに寒くないかもしれないと思いつつ、仕度を整えて出発する。「坊がつる讃歌」の歌碑が目に入る。去年の10月に来た時はなかったように思う。登山道は所どころ、霜柱がたっていた。木道は霜が降りて滑りやすい。周りの木々は落葉が終わり、すっかり冬枯れの様子で、その間から東の方面に平治岳が見える。坊がつるに着き、南峰を見上げる。青空の中に、そそり立つような感じで、容易に急登を予想させる。取付には、70センチほどの高さのなかに石が1枚置かれて踏み込み易くなっていた。登山道はよく踏まれていて、黒土ではっきりしている。下り降りた登山者の滑った靴跡が何か所もある。さもありなん。息が荒くなってくる。途中には岩場もあり、ロープの設置はないのでしがみついて必死によじ登る。かなり高度を上げた頃、坊がつるが見えてきた。テントが10張位見える。鳴子川が蛇行しているのも見える。午前中しばらくはよく晴れていたが、このころになって曇りだし、久住の山々はガスに覆われてしまった。坊がつるから1時間20分少々で南峰山頂に立つ。ガスで一面真っ白だ。山頂では3人の登山者と出会う。じっとしていると、汗が冷えて寒い。にぎりめしを1個食べて、Ⅳ峰の方へいったん下る。下りきったところから今度は南の方に踏み分けを辿る。西峰ルートまでのショートカットルートを歩くことに。時間的には10分くらいの短縮になったかもしれない。諏蛾守越しに着き、気分的に随分ホッとする。ここ辺りもガスで白っぽくなっている。登山者はまばらだ。にぎりめしを1個食べて、法華院の方へ。諏蛾守越し・法華院間を歩くのは久しく無く、18年ぶりだ。しっかりと大きく積まれたケルンが印象的だ。右手の山の斜面を見上げると大きな岩が露出している。もしこれが落ちてきたらと思うと、、、。法華院に着き、ここでもにぎりめしを一つ食べる。登山靴のモニュメントがあった。一つ新しいものが増えた感じだ。坊がつるから大船林道を歩く。30分ほどで七曲ルートに取り付く。ここからひと山越えれば雨が池だ。初めて踏み込むのでちょっと緊張したが、踏み分けははっきりしており、目印テープも設置してあった。30分少々で雨が池ルートに合流する。長者原が見える展望台でも一休み。ここでも握り飯1個食べる。20人近くの登山者が下っていく、また逆に法華院泊の登山者とも行き交う。展望台を過ぎてしばらくで、指山方面のルートに入り、5分程度で三叉路に出合い、再び長者原ルートの方へ歩く。これで今日の計画、初めてのルートを歩くことは完了だ。長者原に着く。デジタル気温計を見ると４度で、じっとしていると寒い。帰路に着く。途中、三愛レストに立ち寄り24種入った調合野草茶を買う。帰ったらこれを飲んでゆっくり休もう。

2015-11-22 2015年11・21筒ヶ岳、祖

2015-12-22 2015年12・19天狗ヶ城中

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