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日記
うまい具合に晴れてくれた。さらに天気予報では最高気温は23℃で、4月下旬、5月初旬の陽気といっていた。まさしくその通りの天気だった。今回の計画は初めてのもので、山の名前だけしか知らなかったので、事前にガイドブックや地形図で調べてみる。まず思ったのは、熊本から遠いなということと「笈吊」、これは何と読むのかだった。百聞は一見にしかず。意を決して夜中に出発。6時過ぎに登山口に到着、まだ誰もいなかったが、しばらくして釣り人がひとりやって来た。「求菩提山→」の標識が二つあり、一つは車道を行くものと、もう一つは資料館に行く橋の際にあった。橋の際の標識に従って行くと、更に標識があり西の方行への急登を山道に入る。石段をうねうねと登る。人工林は、枝打ちされて、手入れがなされている様子で、木々はスーッとまっすぐに立っていた。やがて登山道は胎蔵界護摩跡方面と周回コースとに分かれ、周回コースの方へ歩く。鳥居の前に立つ。柱に掘られている文字を見ると元治元年(幕末)に建てられて、大正八年に修復されているようだ。鬼神社、中宮に着く、案内板を一通り読む。鬼の石段を登る。結構急だ。不揃いの石をうまく積み上げて、手作り感充分。上宮に着く、真正面から朝日が当たっている。杉の大木が何本かあり、左奥のが一番大きいようだ。登山道は裏に続いている。胎臓界護摩跡に着く。ここで先ほど別れた道と合流する。ここからはるか先の一ノ岳、犬ヶ岳へ向かう。アップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。時折風もあって、ちょうど良い。くしゃみと鼻水がしきりに出てきた。風邪か花粉症か?途中何度か林道と出会う。一ノ岳に大分近づいてきた辺りで、現在木道階段、標示板取り換え工事中の現場に出合う。五人ほどの作業者の方が、急斜面での工事に汗を流していらっしゃった。一ノ岳に着く。良く晴れていたが、少し霞がかかっていたのが残念。中央には1mちょっとの高さの展望台が土もりしてある。設置された案内板はまだ真っ新で、何も書いてない。これはこれで面白いと思った。一ノ岳手前から、犬ヶ岳までのアップダウンは今度こそピークと思いきやまだ先だったというもの、なかなか行きつかない感があった。それでも今日目当ての犬ヶ岳山頂に立つ。要塞のような避難所を兼ねた展望台もある。南方面からの陽光はまぶしく、背中を暖めつつにぎりめしを頬張る。登山者とはまだ一人も出合わない。この広々とした山林の中にたった一人でいることが何かもったいないような気にもなった。笈吊岩にさしかかる。案内板があり、鎖ルートが二本、迂回ルートの計三本示してあった。今日は初めてなので迂回ルートを歩く、鎖ルートは次来るときの宿題に。笈吊峠に着き、ここから北方面にウグイス谷を下る。ここらで、やっと二組の登山者と出会う。だいぶ汗をかいた様子が見受けられ、自身下りながらここを登りに使う場合の急登を感じた。岩のガレ場なので少々歩きにくい。一度岩場でツルッといき尾てい骨をガツンと打ってしまった。そうこうしながらも、緑苔むす岩も目につき、夏場は清涼感を感じるかもしれない。林道に出合い、しばらく歩いて再び山道歩きをしてかなり下って再び林道に出合い少し歩いて、と右手に「水」の標識で湧水があった。ここで一休みして洗顔する。林道に並行して左手を流れる沢は岩岳川か、非常に澄んで綺麗だ。犬ヶ岳登山口に着く、案内板、トイレ等大変立派なもの。熊本から近ければたびたび訪れたい山だと感じた。犬ヶ岳の山容全体を見れるポイントを次は見つけたい。求菩提までのアクセス道路も調べないといけない。
2016年3・5求菩提山、犬ヶ岳縦走
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