今年の5月は晴れ続きで、山登りには都合がよい。先週に引き続き北谷登山口から登る。今日のコースは5回目、8年ぶりだ。あわせ谷に沿ってしばらく登り、途中から涸谷を登っていくことになる。かなり登ってきたところで、尾根筋の急登になり、ロープが設置されている。17年前にここを登った時のルートが落石によりいつの頃からか通行禁止になっていた。急登を終えて稜線に出る。右に黒岳に向かう。5分ほどで山頂に着くが、そこは林の中なので展望所まで足を延ばす。阿蘇山の眺めがよいところだ。次に東へ親父山を目指す。10年ほど前の9月にここを通過したときに、わなを仕掛けて野鳥を捕獲しようとしていた人がいたが、今ではすずたけが枯れてそれはできなくなっているようだ。徐々に高度を上げて親父山に着く。東側が少し開けており、障子岳、古祖母山がよく見える。障子岳へはいったん下り90mほどの高度差をゆっくり上っていくことになる。時刻はまだ10時前なので気温はまだ上がらず、涼しい中の歩きだ。障子岳に着く、陽があたりまぶしい。360度眺望は良く、山々の緑が鮮やかだ。来し方を見ると、まるこい感じの親父山、その右手にやや低い三角の黒岳が見える。そこへやや年配の登山者が登ってきた。テント泊の縦走中ということで、昨日は大障子方面を歩き、今朝は祖母山9合目近くから出発してきたということだった。ニコニコ顔で楽しそうな感じだった。障子岳を後にして、祖母山へ向かう。また一人の登山者と出会う。どこかで見たような人だなと思ったら、一昨年大障子岩で会った人だった。しばらく立ち話になる。今日は小生とは逆のコースを歩く計画らしく、こういう珍しいことはこれで3回目だ。縦走路を歩いていると、天狗岩が見えてきた。今日は時間に余裕があるので寄ってみることにした。突端手前まで来たが、両側がストンと切れ落ちているのが見えて突端までは5、6mなのだが、やはり今回もそこへの一歩が踏み出せなかった。ふうーっとため息をついて引き返す。
障子岳から2時間かかって祖母山に到着。今日も多いかなと思いきや、4,5人くらいしかいなくて拍子抜けがしたが、12時近くなってきて団体登山者の人たちが登って来るなどして、60人くらいにはなったかもしれない。暑くなってきた日差しの中で昼食を食べる。虫が寄ってきてうるさい。黒色の網ネットをかぶって対処する。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する