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さて、先日の山行中のこと
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7052809.html
急にトレッキングポールのグリップが効くようになったと思ったら、石突がゴムキャップを突き破り飛び出していた。(写真)
やはり石突は使うためにあるんだなぁと実感した次第。
そんなことがあったので、改めてゴムキャップ使用が推奨される理由を自分なりに整理してみた。
【メリット】
・植生や登山道、木道などの保護
・交通機関等の車内で石突を露出させないため
・その他(何かあるのかな?)
【デメリット】
・岩場や木道では突く角度によっては滑る。斜面に対し鉛直ではなく垂直方向に突くと滑りにくい
・ゴムキャップが気付かないうちに外れ分解されないゴミを山中に残すことになる
・脱落防止のためダクトテープなどで固定すると状況に応じた脱着(岩場や雪上等)が煩雑になる
・雪山や雪渓でゴムキャップをしたままのハイカーを見かけるが、面倒くさいのかギアの目的を考えていないのかどちらなんだろう?
【番外編1】
今回歩いた蝙蝠尾根や白峰南嶺はハイカーの絶対数が少なく、踏み跡不明瞭箇所が多数。
人が歩かなくなると道が消滅すると言われるが、このようなルートでは積極的に石突を使うことでトレイルを維持することが出来そうと考えるのは極論なのか?
【番外編2】
トレランは植生や登山道を荒らすという批判を耳にすることがある。
であればそれを逆手に取り、破線や廃道区間で大会などを開催してはどうだろう?(どうぞご安全に!)
トレイルランナーとハイカーが共存する一助になるまいか?などと愚考した次第。
【結論】
何でもそうだが正解は一つと思考停止に陥らず、臨機応変な判断が安全に繋がるのではないかと思われる。
まぁ当たりまえだのクラッカーだな(^^)
おしまい
最後の一行の為に30行近い本文が存在する。
コメントありがとうございます😊
目のつけどころが独特ですね笑
結局、状況判断に尽きますよね。
デメリットは常に感じている点でもあります。
安全のために必要と思えば外します。と言うよりもキャップしても歩けるような場所ではザックに背負う事が殆どですが。
コメントありがとうございます😊
仰る通り適切な状況判断ですね。
私は無雪期の登山道ではいつ、どこの山でもゴムキャップ付きのストックです。
キャップは両面テープで固定し、石突が出てきたら、頑丈なカッターでキャップを縦方向に切って取り外し、新しいキャップと交換しています。
雪山や雪渓でスノーバスケットを使わず、ゴムキャップをしたままでは歩行の安定性に欠け、歩きにくいはずだと思います。
コメントありがとうございます😊
やはり突き破るものなんですね。
確かにロードはキャップがなきゃカツカツ煩いもんね
番外編2でぜひ踏みしめて保持して欲しいのが今年10年ぶりに笹刈りされたという乗鞍岳の千町尾根。乗鞍岳はキャパシティも大きいので体力自慢される方にしっかり踏んでもらえたら嬉しいです。
コメントありがとうございます😊
なかなか渋いルートのようですね。
そんなトレイルをいつまでも維持できるといいですね。
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