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実際購入する時、早速予定外のことが。
結局、単色の黒でサイズが合うものがなかなか見つからず、Patagoniaの直営店(アウトレット)で見つけて買うことにしたのですが、ほしかった理由の一つ、ポケッタブルについて、あまりオススメしてないと言われてしまいました。
かなりぎゅうぎゅう詰めになるので、そもそも収納するのが大変。それに、メッチャくしゃくしゃになるとのこと。
実際詰め込んでいくのを見たことはあったけど、まあ、そりゃそうだよね。って感じです。
「私たちPatagoniaのスタッフがみんなやってる方法があるんですが・・・。」
と店員さん。(みんな持ってるのか?)
その時教えてもらったのが、フードの中に入れる方法でした。
なるほど、これはフードがヘルメット対応だから可能なナイスアイデア。
普通にスタッフバックに入れるように畳んでくるくるして、最後にフード部分に収納。
もちろんスタッフバックを用意した方がよりいいんだけど、スタッフバックに入れる時もこの畳み方がよさそうだし、他のジャケットにも使えそう。
最初に使うことになった乾徳山では脱いで、しまって、また出してを繰り返したので、この畳み方が大活躍。
慣れれば結構、一瞬でできます♪
その乾徳山での山行ですが、天気こそよかったものの、ものすごい風の強い1日で、まさにこのジャケットにはうってつけの日になりました。
風が冷たく感じたら着て、止んだら脱いでの繰り返しだったのですが、下りで着ようかどうか迷って、しばらく強風に打たれ続けたときに、思ったより体が冷えてしまって、経験上体が冷えてしまうと時既に遅くて、着込んでも寒さが消えないことがあるので、失敗したなぁと思いつつ、羽織ったのですが、ウソみたいに風が気にならなくなりました。
相変わらず強い風が体に吹き付けているのは感じはするものの、寒い、冷たいという感覚が全くなくなりました。
口元までジップが締められるのも大きい気がしました。
今まで使ってたゴアのジャケットより薄いので不安でしたがデザインのせいか印象とのギャップのせいか、むしろ防風性が高く感じました。
防風性は予想以上で満足だったのですが、透湿性は予想通り、微妙な感じでした。
まず、見た目に、いかにもムレムレしそうな感じがしていたのですが、まあその通りというか・・・。
しかし、同じ条件でゴアと比較したわけではないので、はっきりとは言えないのですが、ゴアより少し劣る気がしました。
もちろんゴアのジャケットの種類にもよるでしょうが。
ちなみに当然、ソフトシェルには完敗です。
これまた例の店員さんと話したとき、一応、透湿性も高いということではあるんですが、日本の場合どうしても湿度が高いので、なかなかメーカーが説明してる程の快適性にはならない。
とのこと。これもすごい腑に落ちて、こういう透湿シェルって本国だともっと快適なんだろうな、と。
今回、少し暑くなってムレを感じて脱いだら、早速結露してました。
結露はゴアでもするので、これだけでは言えませんが、ベンチレーションもないので、少なくとも着たままガンガン運動できるというものではないです。
前回書いた防水性以前に、最初から雨の日に、これを着て登る気にはなれないですね。
風が強い日でも風を冷たく感じていない(登っていて暑く感じてるときなど)は若干不快です。
風ならば脱げば済みますが、雨だとそうはいかないので、ちょっと問題です。
また、タウンユースで小雨の降る日に一度着たのですが、R1+アルパインフーディニのレイヤリングで街中を歩きまわった結果、それほど暑くは感じなかったものの、やはり背中に少し汗をかきました。
やはり少し熱がこもりやすいような印象です。
あと、もう一つ表面の素材が滑りやすくて、ザックを腰のベルトがズレやすいです。
私は腰でしっかり固定しますが、それでもズレてきやすいです。
山用では少しマイナスポイントです。
以上、微妙な面はあるものの、圧倒的に晴れや曇りの日帰り登山が多い私には出動機会が非常に多いアイテムになりそうです。
今週行った天狗岳でも、早速ほしい場面がありました。
一人、東天狗から根石岳に向かった時ですが、ちょうど吹き抜けのようになってる場所で急に風が強かった・・・。
すぐさま着たかったのですが、山頂にザックをデポしてきていて、アルパインフーディニもその中。
しまった!!って感じでした。今後の課題です。
しかし、やはり実際の山行で必要となることが多いことを再確認。
最初から雨、ということでなければ、しばらくはこのパターンになりそうです。
(最初から雨だとそもそも中止かも・・・)
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