山岳保険に入るときも、地図くらいわからないと山に登る資格ない!みたいなことが書かれていたりして、
山登りするには必須のスキルだと、わかってはいるんですが、iPhoneで見れるし、現在地もわかるし、バッテリがなくなったらって言うけど基本日帰りだし・・・。
しかし、ステップアップを考えるなら絶対勉強しなきゃいけない!
ってことで始めたなか、最初に感銘を受けた言葉が「地図は見るんじゃなくて読むもの」。
言われて見ると「読図」って書きますね。
よく知られた言葉なので、なかなか気づかないものです。
今まで、ものすごく熟練者、アルピニストなんかは地図を見て瞬時に現在地がわかって、どの道をどっちに歩いてるかわかるもんだと思っていたんですね。
自分は地図を見てもサッパリだったので、とてもそんな風になれるとは思えなくてスルーしてたんですけど。
でも、勉強してわかったことは、例えばその熟練者だかアルピニストが、ある山にポンッと目隠しされて落とされた(あるいは、どこでもドアのようなもので放り出された)として、でも、その山の地図とコンパスは持ってる。
そんな状況で地図を頼りに、どこにいるか判断する。
なんてことは基本"できない"ってことなんですね。
iPhoneやGPSがあればできるわけですが、地図ってのは最初からしっかり準備して、常に把握して、予測して、判断して、そうやって読んでいくものなんですね。
そして現在地を把握することは、一番の目的であり、実は一番難しいことでもあったりして。
少し読み方がわかってきて、なだらかな道や急登、ピークなんかを予測できるようになったので、だいぶ気持ち的に楽になりました。
なにより楽しい\^o^/
読図するには山と高原地図より国土地理院の地図の方が見やすいので、最近は必ず印刷していくようにしてます。
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