|
前作の夏から時計の針が少し進み季節は秋。
予想通り五浦大輔は再びビブリア古書堂で働いています。膨大な量の本の知識をもつ美しき店主の栞子さんとの関係はただの店主とアルバイトから今作で少しだけ深まっていきます。
今回取り上げられている古書でそのタイトルを知っていたのが「時計仕掛けのオレンジ」。ただし本としてではなくスタンリーキューブリックの映画としてです。原作があったのも初めて知りました。
この本には完全版とそうでないものが存在し映画は完全版ではないものを元にしているなどいろいろ興味深いことが書かれていました。
映画も観てみたいし、原作も読んでみたいと思いました。
作者のあとがきによると今作で物語はようやく本編に入ったところだとか。続編もまだまだ楽しむことができるようです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する