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まずはじめに山岳写真を撮るにあたって一番大切なことは何だろう?
カメラの性能?構図?写真の知識?テクニック?
ん〜山岳写真は、読んで字の如く登山による山の写真つまり登山ができる事が大前提だと思います。
今日は私が登山を始めた頃の失敗を話したいと思います。
よく普通の風景写真の延長で山に写真を撮りに来る人を見かけますが、私も最初の頃はカメラを首にぶら下げてにスニーカーに、ウエストポーチの中にペットボトル1本だけ入れて、地図も持たずに写真を撮りに行ってました。
一番最初の失敗は大台ケ原に天の川を撮りに行った時のことです。
あれは2015年の暑い夏の日、撮影現場の下見に午後の12時ごろから入山し、登山道の様子を観察し一旦下山。
そして再び午後5時頃から入山し、1時間ほど歩き正木峠に到着。初めて見る広大な山の景色と天の川に魅了され、気がつけば夜中の3時!(◎_◎;)アホすぎる...
そして下山しようとヘッテンのスイッチを入れた時『あれ..ほとんど光が無い』
『やばい下山できないぞ』まさに無知と準備不足から起こる遭難です。
この日は天の川を撮るためにわざわざ新月を選んでいるので月明かりはゼロ。
スマートホンのバッテリーも10%しか無くとてもじゃないけど夜の登山道を歩ける状態ではないので、朝までベンチの上でビバークしました(寒かった〜)
全く自分の警戒心と知識の無さに呆れたのです。
そしてもう一つは初めて二上山に登った時のことで、体力だけは自身があった私は
(20年前まで)何を思ったか、ザックに一眼レフとレンズ5本、三脚、大量の食材やどうでも良い物を、総重量は25kgぐらいをめい一杯詰め込んで、まるで見た目は北アルプスを縦走するザックの様でした。
案の定、雌岳手前100mで足が痙攣し肉離れを起こしました
情けなくて涙が出そうになりました。まさに無知と体力不足が起こしたものです。
登山と写真を楽しもうと思ったら、まず登山の知識はもちろん、それと同じぐらい
体の仕組みも大切で、登山は1日で3000〜5000kcal、登る山によってはそれ以上のカローリが消費するスポーツだそうで、夏山は特に大量の汗をかくので、それに伴い大量のビタミンやミネラルも汗と共に消費されるそうです。そして大量のエネルギーを消費するのでブドウ糖の摂取も大切だそうです。
まだまだ登山の知識、技術、体の知識、写真の知識わからないことだらけ
なので少しずつ勉強して行きたいと思います。
そして不定期ですが自分の知っていることや、思った事を書いて行きたいと思うので皆さんからアドバイスなどいただけたら幸いです
PS 上の写真が大台ケ原で泣きそうになる前に撮った写真です
fjikazさん
はじめまして、こんばんは。
shibawannkoと申します。
僭越ながら、山岳写真に一番必要な要素は、「綺麗な景色に感動する心」だと個人的には思います。
心が動けば体も自然に動くし、壁にぶつかってもそれを克服する動きを自然に取ると思われるからです。
例えば撮りに行きたい山が厳しい厳しい冬山であっても、心さえあれば、道具を揃え体を鍛え情報を集めて、いずれは行ってしまうのではないでしょうか。
また、心の向くままに行動するうちに、困難な状況にぶつかることも多々ありますが、命を失わず怪我をしさえしなければ、困難な状況を乗り越えた経験分だけレベルアップに繋がると思います。
私も最初の頃は色々しでかして大変な思いもしましたが、その都度学んで経験を積んでいくうちにレベルも許容度も上がり、昔大変だったことは今では大したことではなくなっていたり(笑)。
長々と抽象的な話で失礼しました。
夜中の3時まで熱中できる心が素敵ですね!
shibawannkoさんコメントありがとうございます。
日記を作成途中でEnterを押してしまい中途半端に上がってしまい申し訳ございません。
「綺麗な景色に感動する心」私もそう思います。
ついピークハントやいい写真を撮りたいことにこだわってしまい、本来の登山、綺麗な景色を楽しむ事を忘れてしまいがちなので、もっと楽しんで行きたいと思います。
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