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昭和初期に南八甲田から十和田湖へつくられた、知る人ぞ知る“県道”。藪の時期にたどるにはかなりの覚悟が必要。率直に言って、危険度も高いと言っていいと思います。単独でとなると、今の残雪期が一番、可能性・安全性が高いと考えてきました。雪も消え藪も出てきているので、今日が最後のチャンスのはず。山スキーで睡蓮沼から駒ヶ嶺を越えて、平原地帯を真南に南下。山での距離は19kmほど、御鼻部山到着後、子ノ口までの国道で12kmほど、計30km越えと予測。一番のヤマ場は、藪が出ていれば進度は大幅に遅れること、子ノ口15時、16時過ぎ発のどちらかのバスに必ず乗車しなければならないこと、です。
数日前から予習と準備を整えてきました。予報は晴れ、気温も高いが風強し。3時前に起床しデータ放送の予報を見ると、市内で日中の風12m位とのこと。睡蓮沼にはもちろん一番で到着しましたが…。猿倉、駒ヶ嶺の頂上は流れる厚い雲に覆われていました。風はもちろん強い。なるべく早く出発したいのですが、5分ほど逡巡…。結果、今回はやめることにしました。

「とりあえず行ける所まで行こう」というのがいつものマイ・パターンですが、かなりの風と雲、平原中央まで進むとエスケープルートがなく、進むか戻るかしかないこと、天候がいまひとつで何かあればバスに間に合わなくなると思われること…等。今日は不安要素が、「行ける」という確信より上回りました。日中、雲も取れ薄曇りの中に八甲田は見えました。やっぱり行けたかな?と思うこともありましたが、今日はこれでよかったと考えることにしました。
来シーズンの4月下旬からGWにかけて、再チャレンジです。

mametan3さん おはようございます。
この幻の県道は軍用道路或いは救農土木で造られたとされていますが、十和田湖に通ず道として存在する処にある種の浪漫を感じます。が、単身では行きたくない道ですね。元よりそんなド根性もありませんが・・・
残雪の時期にこの道をゆく方はヤマレコ関係なくいらっしゃるかも知れません。既にご存知かも知れませんが廃道マニアのヨッキレンさんという方がチャリでこの道を無雪期に制覇してますが、いやはや凄まじい道だと感じます。
yousakuさん、ありがとうございます。いろいろ考え準備もしてきたのですが、天候や状況を考え、無理をしないことにしました。ヨッキレンさんの記録は、以前もレコでyousakuさんに教えていただきました。諸条件の中で単独で踏破するとすれば、残雪期と考えています。まあ、12月から楽しく、満足できるスキー主体のシーズンでした。来シーズンにも楽しみを取っておかなくてはね。
今後はどれだけレコできるかわかりませんが、またお付き合いください。yousakuさんのレコも楽しみにしています。
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