映画 「エベレスト3Ｄ」

公開したての映画なので、ネタバレしない様に殆ど本編には触れません。
ご了承下さい。

自分は山より海のほうが（シーカヤック）長い付き合い。
一時期カヤックツーリングのガイド的な仕事もやっていたのですが、その時言われていたのは「海が荒れてもバラけないように統制を保てる人が、優秀なイントラ」。
うむ。確かに。
でも自分はこう思ってました
「海が荒れたら、スパッと中止に出来る人が、優秀なイントラ」。
これ、案外難しいんですよ。立たされるんです、雇用主とお客様のニーズの間に。

　雇用者はツアーを商業的に成立させたい
　お客様は休みを取ったしお金も払ったので敢行したい

そこで、イントラさんは少々無理してやっちゃう、って訳です。
日本で起きたシーカヤックの大きな遭難事故って、このパターンが凄く多いです。
いやいや、その意味では山岳も全く同じでしょうね。
この映画（実話）の中でもその事が重要な鍵となって描かれています。
それはそうですね。エベレストともなると顧客が支払う金額は財産を投げうる金額ですもの。


話しは変わりますが、気になった点を一つ。
この映画、エベレスト3Ｄとあるように、「3Ｄ」推しなのですが、、
個人的には「２Ｄ」もありかな？　

「３Ｄ」の弱点は画面が暗くなる。スクリーンが小さく観える。若干不鮮明。

特にこの映画は後半暗い中で展開するので、その弱点がもの凄く気になってしまいました。
立体メガネをずらして画面細部を確認すること数回、、、
ＩＭＡＸの前の方の席で観ればまた違うのでしょうが、、、、、