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3ヵ月齢のハルを迎えた当初は、山歩きの頻度は少なかった。仲間がいた方がハルもこちらも良いだろうと、3年後にメイを迎えて、2泊以上不在にする際はキャットシッターさんにお願いしていた。
その後、ハル&メイとの3にん暮らしに変わり、山歩きにはまって単独山行もテント泊もする様になって、「catsのために無事に帰宅」を念頭において安全第一を心掛けていた。ハルメイは仲がまずまず良く、たいていお互いのお気に入りの場所で寛いでたから、心置きなく山歩きに没頭していた。
メイが9歳で急に旅立って、その辛さに時間薬が効くのを待つと同時に、ハルとの時間がありがたかった。その後なんだかんだで、行きたい山へ1泊の範囲で再開したり、また山から遠ざかったり。
調子のイマイチだった今年の春に評判の良い動物病院に転院してから、じわじわ復調して、その後も通院や投薬輸液給餌などのケアが増えて、ハルとの共同作業が朝晩のブラッシング以外にも出来て、ハルとの仲が深まった感じだった。やっと母ちゃんらしき役割が出来てると同時に、メイに出来なかった分ハルに託せてるな、と思っていた。
「猫に【未来】はない」と以前読んだ本の中で猫を失った人たちがお互いをそう励ましてなだめていた一文がずっと記憶にあった。同様のことをキャットシッターさんも「今、ここ!」と言っていた。ハルが19歳になり、ますます実感した。毎朝ブラッシング時ハルに「今日も、わたしたちすこやかで明るく機嫌良く過ごすよ~」と唱えていた。
ハルの頑張りもあり(獣医さんに持病持ちで6年も過ごせてることを褒められたのは、ちょっとした誇り)穏やかな最期を看取らせてもらった。メイに出来なかったことをちゃんとさせてくれたなあ。
ふたりともほんとうに申し分ない猫たちだった。幸せだったし、これからも幸せ。寂しさはいずれ感じるのかな。
時間の流れ、命の有限さ。それぞれに違う速度で。山だって樹相や色々移ろう。膝や腰や股関節やらもろもろ経年劣化しつつも、頻度は少なくても、充足出来る場所で五感フル作動させて歩いていこう、と思っている。
今までは間接的にcatsに守られていたから、今後油断しないようにしないと。
★メイのこと★
2023/3/31
2016/10/18、9歳7ヶ月で旅立っていった。わたしの情報不足で旅立たせてしまったな、との思いの折り合いはたぶんつかないけど、メイのことを想う時、いつもなごやかで穏やかで明るい気持ちでいることが大事だなと。
やっと、やっと文章にすることが出来た。
★★★★★★★
2024/3/14
不意に来る感情が「恋しさ」なんだって判明。と同時に「愛しさ」もありありと。そして本日も幸せ。
★★★★★★★
2024/4/13
「誰かとあんな時間を過ごすことは、二度とない。それがいいとか悪いとかそういうことではなく、なつかしいとか、戻りたいとか、そういうことでもなく、ただ祖父以外の誰とも無理なのだということだけが、はっきりとわかる。」
【寺地はるな「カレーの時間」】
まさにこれ。今日で5ヶ月経ってた。と同時に、メイとふたりきりの暮らしがあったなら、どんなだったかなあとよぎるのもセットで。
今日も天衣無縫、縦横無尽でいるのかなあ~なんて。こっちは変わらず機嫌良く幸せに漂ってるよ~などと。
https://youtube.com/@haru_mei
https://hm571026.exblog.jp/profile/
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