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◾️天候
一言で言うと前半は秋、後半は夏の天気だった。前半の最低気温は-6℃、日中は日差し少なめで15℃以下。Pass付近は風強め。後半は最低気温1℃、シエラ晴れで20℃超えと暑かった。湿度は低いときは10%以下、蚊は全くいなかった。
◾️水, Pack weight
水場は至る所にあったのでSmart water 1Lx2本、浄水用にクノックのヴェシカ、Max 3Lで事足りた。Pack weightは測っていないが5日分の食料と水2LとBear canister全て込みで12kgくらいだと思う。
◾️装備
<行動時>
-上半身
ウールネット、ウールフーディ、山シャツ、オクタカーディガンの組み合わせ。Muir Pass付近が風あり一番寒く、これにレインウェアを着て対応した。暑いときはウールネット+山シャツ、手拭いを顔にかけて日焼け対策をした。
-下半身
春秋用のタドルタドル。前半は丁度良かったが後半はover specで暑かった。短パンにwindshell pants、寒いときはレインスカートで対策するのが良かったと思う。オイニー問題はほぼ無かった。
-その他
グローブ、靴下は土埃まみれになるので予備を持って行き、歩きながら干すのがベター。
-シューズ
トポ テラベンチャー。日本程標高差がないのでもう少し厚底でも下りの靴擦れは大丈夫だと思う。少しでも砂が入るのを防ぐためゲイターはマスト。ゲイターをしても1日の終わりには足は土埃で真っ黒。
<就寝時>
-シュラフ
前半氷点下の予報だったので念のためダウン500gの物をチョイス。気温に応じて掛け布団、キルトと変えて使用した。乾燥しているとはいえ寒い日は流石に結露した。
-Sleeping Pad
背面パッドを下に敷いてパンク対策。サーマレスト ネオエアーライトで底冷えは問題なかった。
-寝間着
上下&ソックス共にフリース系(コア、Alpha direct)を着用。就寝時体温が下がるのを防ぐためオクタカーディガンを腹巻きスカートとして使用した。上はこれに100g程のダウンフーディを着た。流石に-6℃の日は足が冷えたので化綿ブーティを持っていっても良かったかも。凌げなくはなかったので悩みどころではある。
<レインウェア>
雨、雪は降っても一時的&パラパラだったので軽めの物でOK。レインパンツは上記のようにスカートの方がサッと防寒できて良さげ。(ゲイター履いてるので靴を脱ぐのが面倒くさい)
<テント>
今回は重さ重視でZpacksのduplexにしたがクロスオーバードームで良かったと思う。(蚊が全くいなかったこと、意外とテン場のスペースが狭いこと、標高の高いところでは稀にペグがささらない&風あることなど)
慣れの問題だと思うが、やっぱりDCFのテントはbulkyで撤収が面倒。因みに湿度が低いので結露は殆どしないが1日だけ薄っすら結露した。
<Backpack>
ベアキャニを入れることを想定して50Lの物にしたが、Steadyにしてベアキャニを上に載せても良かったと思う。(Evolution creekの渡渉は足首くらいだったので)
<その他>
-ハンドクリーム
乾燥しているので手があかぎれになり、ベアキャニの作業がとても億劫になる。ハンドクリームを忘れずに。
-ウェットシート
土埃で手足が真っ黒になるのと、💩対策でウェットシートはマスト品。VONSで売っていた少し厚めの無香料のFlushable sheetがいい感じだった。
-絆創膏
これは人によるかもだが、足にマメができた。絆創膏などBlister対策を忘れずに。1日の終わりに靴下を脱ぐと砂で絆創膏はジャリジャリになっている。次はBlister対策用のパッドをトライしたい。
-ベアキャニスター
BearVaultにしたが個体差なのかコツを掴めてないのか開けるのにとても苦労した。ゴム軍手が欲しくなる。Bearikadeの方が開け閉めラクそう。
-Garmin Inreach Mini2
インリーチミニ2になってから使い勝手と通信状況が格段に良くなったと思う。Activateも一瞬。バッテリーはGPS trackをオンにしない状態で5日で100→38%の減り。一週間は使えそうな感じ。
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