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どうも3月中旬を底にまた増加に転じたようなのです。まだ可能性で確実な判断には2週間ほど必要ですが、4月の歓送迎会・花見・GWと、うっかり危険な行動をしてしまうと… ウイルスが消えた訳ではありませんので、感染するかも知れません。いつかのSTAY HOMEなどと言うつもりは毛頭ないですが（その当時も感染シーンに応じた行動をと書いてました）、まだまだ感染対策は忘れずに、山に街にお出掛けしたいものです。
(写真1)反転増を示す気になる指標(リンク�´△茲�)
リンク�┐砲泙箸瓩泙靴秦換餝童�の状況でも、定点把握値は各県減少しているのですが、半数の22県で入院者数が増加しています。これは受診控え等で実は感染拡大している可能性を疑っています。警戒が必要かと（JN.1以降の新たな変異株もあるかも）
(写真2)定点把握から見た、これまでの感染状況(リンク�´↓��い鬚泙箸瓩燭發�)
もし反転増なら… まだ第10波から十分に減少せず、全国で毎日3.5万人が感染している状況から増加は厳しいです。過去第7波〜8波の谷に匹敵。その後の8波では最大の死者が出ています。
なお今現在、全国平均でざっと0.5%(多い県では1%〜少ない県で0.3%)の人が感染状態にあると推定しています。
(写真3)4/1以降の新型コロナ医療費の自己負担イメージ
そんなタイミングで、抗ウイルス薬はこれまでの公費補助がなくなり、3割負担で￥3万前後もかかるようになります。費用面から処方を断るケース、受診控えが増えるかも。罹らないことが最も良いですが、一方でワクチン接種も全額自己負担に(65歳以上は秋以降に定期接種で￥7000程度に、小児はなく全額自己負担😭)。現状情報が全くないですが、4月以降は￥1.5万ぐらいになると言われています。なお本日3/31が公費で無料接種できる最終日。東京都庁はまだ空きがあるようです(12〜17時は予約なしでもOK、他県在住でもOK)
(追記)新型コロナが7日目に憎悪する過程が解明されたそうです（X:オキザリス先生の論文紹介 https://twtr.in/3b6o ）。これからも感染初期に抗ウイルス薬でウイルス量を減らしておくことが大事だと思うのですが、重症化/後遺症予防の沙汰も金次第となりそうです。資本主義国としてある程度は当然ですが、新型コロナは約1割の個人には重すぎるのと、休業者増で経済にも悪影響が…
【関連リンク】(状況把握用)
�‥豕�都保健医療局：新型コロナウイルス感染症モニタリング分析資料
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/info/past_monitoring.html
��厚労省：新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料 2024年
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00461.html
�８�労省：療養状況等及び入院患者受入病床数等に関する調査について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00023.html
�ぅ皀妊襯福Э祁織灰蹈� リアルタイム流行・疫学情報
https://moderna-epi-report.jp/
�ジ�労省：新型コロナウイルス感染症に関する10月以降の見直し等について
https://www.mhlw.go.jp/content/001147042.pdf
【関連リンク】(その他)
�ζ�経：コロナ専門家組織、3月末で廃止 政府の感染対策に助言
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA22AHQ0S4A320C2000000/
救急逼迫もあったのに「この冬に大規模な感染拡大はなく」はないでしょう️😑
��CNN：パンデミックの否定: なぜ一部の人は新型コロナウイルス感染症の現実を受け入れられないのか
https://edition.cnn.com/2020/08/16/health/pandemic-covid-19-denial-mental-health-wellness/index.html
CNNの気になる記事。国全体がこうなっているようにも感じます。ブラウザの翻訳機能でぜひ。以前にも同様のガーディアン記事( https://bityl.co/P4cl )をご紹介しました。登山のリスク対策と同じで、事実から淡々と対策するのが最も被害を小さくできる道だと思うのですが…
��全国各県毎の直近の感染者・入院者数の推移グラフ(リンク�↓�をまとめたもの)
http://www.nakoruru.mydns.jp/share/231215zenkoku_teiten.png
※新型コロナだけでなく、未だにインフルエンザも流行っています(定点10人規模)。麻疹も話題になっていますし(欧米は感染爆発している)、ぜひお気を付けて…
世間がすっかり緩みモードになっているところに、ご指摘のように今後医療費負担があがることからワクチン接種も検査も大幅に減り、再び2020年のような丸腰の時代に逆戻りすることを懸念しています。
なので、感染状況のモニタリングはこれまで以上に重要と思っています。コロナだけでなくインフルＢ、溶血性連鎖球菌、はてはトコジラミまで。公衆衛生が今ほど大事な時期はないと用心しています。
元々は感染状況がよく見えない・報道されない、日常生活・山行などでどのくらい感染対策すればいいのか？の疑問から、公的情報をグラフにして、さらにいくつかの指標を追加しているうちに… ごちゃごちゃ見にくくなってしまいました。ご参考になりましたら幸いです。
感染は指数関数的確率過程なので、感染者数10→20人も10万→20万人も同じ1週間。それなら10人のうちに対策した方が… と思うのですが、過去の波を見ても対応が後手後手ですもんね。またまだ4年目で、罹患からの長期的影響の研究がようやく出始めたばかり。昨年9月の上げましたヤマレコ日記( https://bityl.co/P4g1 写真3)で罹患後のリスク研究の図があるのですが、本当に全身性の病だと驚くばかりです。
好きな言葉ではないですが、感染症も「自己責任」の度合いがキツい時代になってしまった気がしています。
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