息子と高尾山に登る

ようやく陽気もよくなり、足もとも乾いただろうということで、浪人の決まった長男と一緒に高尾山に行ってきた。三鷹駅６：３５の中央特快。

長男は中学高校山岳部で相当鍛えたようだが、この一年受験勉強でほとんど運動をしておらず自信がないので高尾なら行く、ということになった。それでも年齢差のハンディを換算して荷物は息子に持たせてこちらはほぼ空身で行った。

朝は寒かったが日中は春の陽気。寒い風と暖かい日差しが交差する早春らしい天気だ。病院横から急坂を登って霞台に出る。息子はやはりスピードは早く、付いて行くのに骨が折れたが少し飛ばすとバテるようで、結構休みながら進んだ。浪人生活では体力の回復も必要だろう。

そのまま参道を進み、薬王院を抜けて高尾山頂にちかづくとコンクリートの大きな建物が建造中。ロッジでも作るのかと思って工事の人に聞くとなんと全館トイレだという。これだけ大きいトイレ専用の建物はちょっと見たことがないような。新しい名物になるかもしれない。

高尾山頂からは富士山は裾しか見えなかった。丹沢は見えたが南アルプスは雲の中。春は雲が多いようだ。そのまま、奥へ向かって進み城山で食事をする。ラーメンを二人分作ったが、少し具材を持参して煮込んだところ息子の絶賛をあびた。

そのあと小仏峠から小仏バス停に向かっておりてゆき、バスに乗って高尾駅から三鷹に帰った。１時前には駅に着いた。

今日は息子と始めて山歩きをしたが、道々いろいろと話すことが出来た。どうしても話は浪人生活の事になるが、ゆっくり話せて有意義だったと思う。