山で道を聞かれたら私は非常に困ります。
ほとんどの場合、私自身だって「多分この道で間違いはないだろうが・・・」
と地図を睨みながら歩いているのですから人様に責任を持って道を説明することなんてできるはずない。
できるだけの説明をしたうえで
「私もはじめて来たのでわかりません。ごめんなさい。」
そう答えるのですが、なんだか申し訳ない気持ちになりますし、
他に聞けそうな人がいない場所だと、心配にもなります。
「どないもしてやれんことにつきあうのは無責任。」
と親しくしてもらっている年配男性ハイカーは言います。
「あの、すいません・・・」と相手に言われる前に察して逃げろ。とも。
それもどうなの？
と思わないでもないんですが、やっぱり万年初心者の私なんかだと
聞かれないようにするのが一番いいのかしら？
最近の道を尋ねられた例
京都の大文字山で町歩きスタイルの女性グループに山科へ行く道を聞かれる
たまたま自信があったので、こっちの道だと答える。
道標には南禅寺とあるが山科とはない。確かか？と念押しされる。
地図を見せて説明するが、納得してない様子。
自分の持っている地図（観光ガイドブックの簡易地図）で説明しろ。と迫られる。
このときは、たまたま南禅寺へ向かうご夫婦が通りかかって、分岐までご一緒しよう。
と女性グループを引き受けてくださいました。
金剛山で久留野峠を大阪側に下っていると、上ってきた若いカップルに五條方面はこちらか？
と聞かれる。
そうだ。峠を越していけばいいはずだ。私は未踏だが地図はそうなっている。
と昭文社の地図を見せて答える。
カップルも同じ地図を持っているが、まだ疑わしそう。
とりあえず、峠へ行け。五條方面への道標がある。と答えるとやっと納得した様子。
御在所岳で、中道を富士見岩へでてきた場所で、裏道への取り付きはここか？
と年配のカップルに聞かれる。
違う。と答えると裏道の取り付きはどこか？と聞かれる。
はじめてなのでわからないが、と前置きしたうえで持参していた山頂案内図を見せ
第一ケルンを目指すといいようだ。と説明する。
第一ケルンはどこか？と尋ねられる前に、逃げるように去る。
なぜなら、そこはとっても寒かったので・・・。
道聞かれて、素直に感謝されたことってあまりないような気がしてきた・・・
自身の不徳のいたすところかしら・・・？
自分も人に道を聞くときは気をつけよう。
京都トレイルの部分を歩いていると、山と高原京都北山エリアですがコピー地図を持ち歩いている人が沢山いていました。
地図内容を見ていませんが事前の下調べを含めてどうかなぁ？と思います。
オババさんの歩いてきたルート情報、その後のルート予定を話せばいいと思います。
それでも足りないと思いなら持っている地図を見せてみてはどうでしょうか。
もし地図も持っていなかったらそのまま下山を促すのも手かもしれません。
kidekiさんが行動中、もし道を尋ねたいことになればきっと私のような人間には尋ねない。と思うのです。
聞いて大丈夫な人を見分けるのも、山力のうちでしょ？
つまり私に聞いてくるのは、わりと初心者さんで地図をお持ちでない方も多いようです
プチパニックになっている方に遭遇したこともあります。
なので、よくわからない者同士の会話になってしまって不毛極まりなかったりして
聞く人選んで！
と言いたい・・・。
そして、私も気をつけよう。ですわ。
昨日、金剛山カトラ谷で道を聞きました
おはようございます☆
私もよく人に道を聞かれます!?
道を尋ねやすい顔をしてるんでしょうか!?
分かる限り親切に説明はしますが・・・
昨日はヤマシャクヤクの場所をおじさんにお聞きしたら
親切にずぅ~と一緒に見て回ってくださいました♪ありがたいことですネ
聞くのも聞かれるも一期一会
出会いを楽しむのも、山歩きの楽しみかも
良い天気が続きますネ
おはようございます。
自分は道を尋ねたことはないような気がします。とっても疲れたとき、あとどのくらいでしょうか？とお聞きしたことはあるんですが。逆に尋ねられたことも殆どないような気がします。
「私のことはほっといて
ponzuさんのおっしゃるように「聞くのも聞かれるのも一期一会」、大切にしたいとは思っています。
neko-obabaさんのような場合は少し困ってしまいますし、気分的にももやもやするものが残りそうだし、自分もそんなに山のベテランではないし、この頃は初めての山ばかりを楽しんでいるし、、、。
やはり、山歩きを楽しむもののルールとして、道順に関する会話もお互いに爽やかさが残せるようなものにしたいし、そんな準備をして歩きたいと思います。
でも、やっぱり本当に困っている人には、自分の帰路や目的地を説明して、当人の了解を得てから説明したりご一緒したりするのがいいのかな
爽やかな天気が続いています。楽しい山歩きを
初めましてこんにちは。タイトルが面白そうなので覗かせていただきました
私は方向音痴のために山というより街でよく迷います。世界の街をバカのように飛び回っていた頃、「頭の良さそうな人を選んで道をきく」という鉄則を覚えました。とくに開発途上国でアホっぽい顔の人に尋ねると見事に無茶苦茶な道を教えてくれます。それはそれで楽しいのですが、聞いてから（こいつはバカだなと思ってから）反対方向に歩くのは微妙に勇気のあることだと思ったりもしました
相手が変な顔をしたら「こっちへ行ってからこっちに行くね」などと適当に言ってごまかします。道を聞くのもテクニックがいると思ったものです。
一方、私もよく道を聞かれます。山でもよく聞かれますが、聞かれて一番嬉しかったのは、パリのローランギャロスで開かれる全仏の試合のときでした。最寄りの地下鉄の駅から結構歩くのですが、地下鉄のあたりで地元のテレビスタッフから道を尋ねられました。日本人の私が地元のフランス人に道を聞かれたので、「おお、私ってそんなオーラあるのかな？」と思ったりしました。そのあと一緒に歩いてローランギャロスまで行きました。
ともあれ、neko-obabaさんも間違いのない道を教えてもらえるようなオーラがあるんじゃないでしょうか？
もう一つ、カフカの小説「城」には、親切心たっぷりで間違った道を教えてくれるよりもよそ者扱いで拒絶してくれた方がはるかにいい、というような意味が書かれてあったのを思い出します。
そのあたりのことを日記を拝見して思いました。
どちらにしても私は街でも地図とコンパスは必携であるのですが今では携帯のナビもあるしＧＰＳもある便利な時代ですね。
長々と失礼しました。
neko-・・さん、今日は。mesner と言います。
私もたまには道を聞かれたことはありますが、私の原則は、山では自分が迷わない事が第一で、知ってれば教えるが知らなければ知らないと言ふものです。
嘘を教えるのが一番悪いと思います。相手が聞き違いすることもあるでしょうが、そこまで責任は持てません。いずれにしても山では全て自己責任です。
こう言ふ私も聞く時は平気で聞きます。しかしmurren さんが仰るよう誰に聞くかと言ふのは大事な事です。そして１００％信頼しないことです。あくまで最後は自分で判断しなくてはなりません。そうしないと人のせいにしたくなります。
とにかく他人の事にそんなに気を遣わずに、もっと割り切って自分の事に神経を集中して、自分の山歩きそのものを楽しんで下さい。
ponzuさん、こんばんわです。
はい。ponzuさんは頼りになりそうで、話しかけやすいイメージの方です。
よく道を尋ねられるというのは納得
それに、私の経験から言わせてもらえば、困っているときご夫婦のハイカーさんは
とても親切にしてくださいます。
私だって、たくさん親切にしていただいているのだから、
その分は何かの形で、どなたかにお返しできるようにしたいもの。
とは思うのですが、私は未熟者で・・・
一期一会の楽しみを、気持ちよく味わえるよう精進したいです
まだ、まだ余裕のない私ですわぁ
akagera02さん、そうなんです。気分的にモヤモヤが残るんですよ〜!
モヤモヤが残ると、調子が乱れてしまって取り戻すのに少しの工夫と時間が必要。
初めての場所を緊張して歩いているときは、正直言ってそんなことで集中力を削ぎたくないんです。
あ、今自分の山歩きの余裕のなさを再認識してしまいました・・・
でも、道聞かれ経験から、自分が聞かざるをえない状況になったときはとにかく冷静にならなくてはいけない。
というのを学びました
あれぇ？ってなった時って、たいてい焦ってるんだな。焦ってると理解力も判断力も低下するんだな。と。
○○
そんな尋ね事なら私はよくしますし、また尋ねられても楽しく短い出会いを楽しむのですが・・・。
murrenさん、はじめましてですけど、思い切り体を張った食品実験レポ、たいそう衝撃的でした。
と同時に読み物としてたいそうおもしろく、次はどうなる？そしてどうなった？と・・・
アレ？私何のコメント書いてるんでしょ？
フィールドでも人生でも百戦錬磨の兵の方にコメントいただいてしまったので、平常心を失ったようです
いい歳とか、分別盛りとかいわれる年齢にもかかわらず
いろいろと底の浅い自分に今頃になって気づかされてます
どうやら、遅咲きのハイカーにも山は親切にいろいろ教えてくれるものらしいです。
両手を合わせて、ナム〜てしとこうと思います
mesnerさん、こんばんわ。はじめまして。
mesnerさんのおっしゃることは、私が信頼し親しくさせていただいている方の意見と一致しています。
その方も、私はまだまだ自分の面倒をみるだけでも不足な状態であるということを忘れてはいけない。
下手につきあってしまうことで、自分と相手の時間を奪うことになる。
底の浅い親切心は自分にも相手にも危険なのだ。と耳に痛いだけに有益で的を得た意見。
人生と山の先輩からいただいたアドバイス、よくよく、肝に銘じて今後も安全な山歩きをこころがけます。ありがとうございます。
neko-・・と呼びかけてくださる、デリケートなお心遣いにも感謝させてくださいませ。
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