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ここの所YouTubeチャンネルのほうはさぼり気味です。
もっとも直近の登山である塔ノ岳（超広角レンズを試す山行）についてもGoProで撮影しているのですが、塔ノ岳は過去に動画を上げていますし大倉尾根についていえば2回も動画にしています。
なのでどのような形で公開するかちょっと悩んでいます。
いつもより短いプチ動画のような形になると思いますが、これまでもそういう時は普段使わない編集ソフトを練習がてら使ったりしてあれこれやっています。
そうこうしているうちに先週行った家族旅行の動画を先に編集したので（UPはしませんが）、肝心の塔ノ岳の動画はまだなんにも進んでいないという昨今であります。
まぁそのうちやる…かもしれません。
さて無駄な前振りとなりましたが今回の日記です。
タイトルの回収ですが、今回もテントの話。
私が持っている4つ目のテントを紹介したいと思います。
今回はダラダラと無駄に長いのでスルー推奨かもしれません。
紹介するテントですが、すでに写真が出ているのでバレバレです。
・DUNLOP VS-20（写真は白馬岳頂上宿舎テント場）
ダンロップと言えば多くの人はタイヤメーカーと答えるでしょう。
テントが先に思い浮かぶ人はすっかり登山者の頭になっている人です（←自分）
このテントはダンロップテントシリーズの中で、VSシリーズ（個人使用を想定した高耐久オールシーズンテント）の2人用のものになります。
ほかにもプロモンテブランドとして発売されているVLシリーズ（軽量コンパクトなオールシーズン個人向けテント）等の複数のラインナップがあります。
私の購入したVS-20は上記の通り高耐久オールシーズンのモデルであり、吊り下げ式ダブルウォールテントとなります。
形状はクロスフレームタイプの自立型で長辺入り口。
もっとも特徴的なのは生地で、フライシート・インナーシートともに30Dポリエステルを使用しています。
他の大手メーカーですとフライシートにナイロンを使っているところが多いと思います。
例えばモンベルのステラリッジテント、アライテントのエアライズ、ファイントラックのカミナドームはいずれもナイロンを使用していますね。
人気テントであるニーモのタニやMSRのハバハバはシルナイロン（MSRはナイロン+シリコンコーティング？）ですのでベーシックにはやはりナイロン。
最近気になっているゼログラムの軽量テントもシルナイロンを使っているようです。
これだけナイロンが主流のなかでダンロップはポリエステルに拘っています。
その理由は「水に濡れてもすぐに乾く」「紫外線劣化に強い」と販売サイトには説明がありました。
ポリエステル生地の特性については諸説あるようで細かい説明は私にはできませんが、とにかく高耐久がコンセプトのテントです。
その代わり重量面では結構不利になります。
私の実測ではテント・フライ・グランドシート・ペグ・ガイライン・スタッフバッグというフルセットで2230ｇでした。
これは実にドマドームライト2（2390ｇ）に迫る重量です。
2人用テントという点では同じですがドマドームはフレーム3本で贅沢な前室を提供するゴージャスな仕様。
同じようなサイズ感のステラリッジ２型などはグランドシート込みのカタログ重量で1645ｇですからなかなかの重さであることがわかるでしょう。
重くてもいいから頑丈なテントをお求めの方には良いテントだと思います。
実際に使用したのは写真にもある白馬岳頂上宿舎のテント場でした。
白馬岳頂上宿舎テント場は森林限界にある稜線のテント場で、非常に風が強いことで有名だそうです。
この日もとにかく爆風でテントを設営するのにも非常に苦労した日でした。
かつてオーレン小屋でも暴風雨の中で幕営しましたが、あそこは樹林帯のテント場ですので今回の爆風とは比較できません。
同じ日に幕営した人々はそれぞれ四苦八苦しながら自分のテントをどうにか設営し一息ついたものでした。
中には自力のみでは設営が終わらず、周辺の人の協力により設営完了していた方もいらっしゃるほどでした。
VS-20は吊り下げ式のメリットである悪天候時の設営のしやすさを存分に発揮し、爆風の中でもしっかりと居住スペースを守り快適なテント泊を提供してくれました。
高耐久を売りにしていることによる安心感もあります。
内部が透けて見えるほどの薄いテントもありますが、あくまで個人の印象ですがやはり爆風では不安が残ります（実際はしっかりと耐える設計になっているので問題ない場合が多いと思います）。
長辺入り口なので前室が横に広く取れるため、出入り口近辺に快適なスペースを提供してくれたのも好ポイントでした。
さて私の中でおおむね好評化なVS-20なのですが、やはり実際に使ってみると見えてくる点もあります。
�．ぅ鵐福璽掘璽汎�り口のジッパーが特殊な構造をしています。
言葉で説明しづらいのですが、よくある逆U字型に開口する入り口と違って縦のジッパーと横のジッパーを操作し逆L字型に開口します。
その為どうしても2段階の操作が必要になる点はマイナスポイントでした。
縦横個別にジッパーを開けられる事に優位な点を見出すことができればこれは覆りますが、私の使い方では1操作で開けられるほうが使いやすいと感じました。
またこのジッパーは下から上および右から左に開けるタイプの一方通行型です。
フライシートのジッパーも同様に下から上にしか開きません。
上から少し開けて顔だけ出して外の様子を伺うという使い方はできませんでした。
�▲侫薀ぅ掘璽箸�青一色しかありません。
過去には他の色もあったようですが現在販売されているモデルは青一色のみです。
テント場ではそこそこ見るテントであるだけに、一色しかないと見分けがつかない問題が発生します。
実際に使用した白馬岳頂上宿舎テント場ではVS-20が3張並ぶというカオスな事態になりました（私が一番最初には張ったんだからね…！）。
別売りでもいいのでカラーバリエーションを増やしてほしいところです。
��インナーテントが黄色主張しすぎです。
インナーテントの生地色が山吹色といった感じの鮮やかな黄色です。
その為テント内の色温度が良くわからないことになります。
視界が黄色に染まっていく…！
これもカラーバリエーションが（以下略）
とまぁダラダラと色々な事を書きましたが総合的には非常に良いテントだと思います。
歴史ある定番テント。
練りに練られたバージョンアップにより高い完成度。
信頼できる高耐久。
重さについてはかなりのネックだと思うのですが、そもそも余計な荷物で重量過多な私の山行スタイルではVS-20の重さはあまり気になりませんでした。
これに関しては最近は少し軽い荷物にしていく事を意識しているので、今後感想が変わるポイントかもしれませんが。
テント浮気性の気がある私ですが結構気に入っているので今後も出番があると思います。
すでに気になっているとあるテントをポチりそうな今日この頃ですが…出番はあるはずです。
おわり
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