こんばんわ登山者Dです。
突然ですが自己責任という言葉についてふと思ったことがあったので日記にしてみました。
非常につまらない駄文ですのでスルー推奨です。
2019年の台風19号は記憶に新しいと思います。
私の住んでいる地域でも大変な被害が出た恐ろしい台風でした。
河川の増水や土砂崩れによる被害は痛烈でした。
そして私たち登山好きにとっては登山道やそこにいたる山道の被害というものは山域によっては致命的な破壊をもたらしましたね。
あれから1年以上が経過しましたが未だに復旧の目途が立たない箇所も少なくありません。
先日、山行計画を考えるにあたりある登山道の通行止め箇所の現状がどうなっているかを関係機関に問い合わせを行いました。
というのも他の方の山行記録などでもちゃんと整備されなおしており通過できるという情報が多々あるからです。
それだけなら個人の判断なので根拠としては乏しいかもしれませんが、なんとそのコースを管理している公的団体の公式ブログにおいてもその場所を通過するルートが改めて紹介されていたのです。
しかしながら崩落個所を管轄するはずの行政では通行止めという処置が明記されており限定的にすらも解除されている様子はありませんでした。
いったいどういう事なのか？
現地にまで行ってダメで引き返すのもアレなので直接関係機関に問い合わせる事にしました。
その解答ですが要するに…
「表向きに解除はしていないが実質通行可能な状態になっている。許可とは言えないが通行する場合は自己責任。理由はお察しください。」
まぁおおむね予想通りの回答ではあるのですが、そういう事でした。
そこでふと思ったのです。
自己責任の現実的な解釈とは？と
言葉の意味はもちろんわかります。
が、登山における自己責任が指す意味とは。
そもそも公的に通行可能な状態だったとしても、登山道での事故って行政が責任取ってくれることなんてあるんですかね？
県道や国道なら供用中の区間で路面崩落などが起これば行政が責任を取る事もあるのだとは思います。
でも登山道が崩れて登山者が巻き込まれても多分行政の責任という話にはならないでしょう。
ていうか一般的には登山自体がそもそも自己責任という認識ですよね？
さらに言うなら自己責任で通過したとしてもいざ救助要請があったら自己責任だからって知らんぷりはできないのだと思います。
つまりそれって通常時と変わらないんじゃない…？
と思ったわけです。
もちろんですが、通常時と変わらないなら無視して通過していいじゃんとかいうつもりはありません。
行政の立場であれば法律が曖昧な中では「自己責任」という言葉を使う以外の方法が無いのもわかっております。
なんにしても早く道が復旧してくれるのが一番ですが。
復旧したからと言って登山は自己責任ですけれども。
自己責任という言葉は最近色々な場面で耳にしますが、非常に難しい言葉だなぁと思ったという話です。
というつまらない話でした。
おわり。
dtoyaziさん こんばんは
いや〜いいこと言わはりますな〜。
昔、ヤマレコがここまで大きくなる前。私も自己責任ってなんだろう。
という疑問があり、登山は事故ると世間様からの叩かれ方がひどいなぁ。
とか、思っていて、まぁ、色々議論もあったもですが、最近は、まぁみなさん、お好きにやっておくなさい。と思っております。
色々な意見もあり、ヤマレコも大きくなったので、自己責任論には寛大というか見ないようになっている自分がいます。
でも、今も自己責任と言う名の無責任はやめてもらいなぁ。と思っております。
night様>
コメントありがとうございます。
自分も登山をする際には可能な限り様々なトラブルに対して自己完結できるよう装備の調整や保険等の準備など怠らないようにしています。
そもそも最初からそういう認識でしたので自己責任である事自体には違和感は無いのですが、言葉として行政が自己責任と発するというのは一種の防衛線のようなものだと思うのです。
そしてそういう防衛線を張らなきゃならないような時代というか現状というか。
登山に限らず何でもそうなのでしょうけども、良くも悪くも難しいと感じた次第です。
dtoyaziさん
スルー推奨というお言葉でしたが、承知のうえで失礼おゆるしください。
「自己責任」という言葉は、いつでしたか、イラクでの邦人人質事件くらいから巷に氾濫し始めたように記憶しています。
以来、ちょっと違和感のある言葉だな、モヤっとするないう気がずっとしていました。思うに、そのリスク（危険）を誰が負担するかという問題を「責任」という言葉に置き換えてしまっているからでは感じています。
「自己責任ですから」と外部からいうのはどうかなと。「その危険（この場合は遭難リスク）は貴方が負担するんですよ」して、責任とは切り離した方がすっきりする気がしています。
夜分に、ご趣旨と違うかもしれない訳の分からない駄文申し訳ありません。失礼いたしました
maikagura様>
コメントありがとうございます。
私は責任と自由はセットだと思っている人間で、責任の伴わない自由はただの無法だと思っています。
◯◯の自由とかよく使いますけど、責任を負わないなら無法◯◯やんけと思うわけです。
これはかなり偏った考えだと自覚していますし他の人に押し付けるつもりはないので、そこへのツッコミはご容赦下さい🙇🏻
私はそもそも特に登山においては他者に責任を求める(悪意のある事件は除く)発想が無いので、自己責任でお願いしますとわざわざ言わなければならなくなった背景というものにモヤっとしたりするわけです。
こんばんは。記事拝読しました。
行政としては、立場上、言える言葉が自己責任で、しか無かったのではないかと。自分がその担当者の立場だったら、気持ちはよく分かります。
じゃあ公的にオーケーなら責任をとるのか？と難癖をつける人がいたとしたら、それは大きな間違いで。
その言葉からすると、自分が何か事故ったら、行政のせいにするという意味にもなるので、行政からすれば「事故っても知らんがな（笑）」だと思います。
登山事故が起きると、よく自己責任という言葉が横行しますが、まあどういう理由で事故ろうと、少なくとも私はその言葉の意味では正しいと思うし、事故が起こるたびに自分の気を引き締めようと思います。
山岳救助やヘリを呼ぶことを、サービスのように勘違いする人は、よく考えてほしいと思いますね。感謝を忘れては駄目です。
事故は予期せずして誰にでも起こりうることですが、レスキューがあるから、とか誰かから助けられることを当然に思う風潮は「？」が付きます。
dromus様>
コメントありがとうございます。
まさにおっしゃる通りだと思います。
私は最初から別に平時だって大抵の事は自己責任が普通でしょ？と思っています。
責任は自由の代償というか。
そのための保険なんかもあったりしますし。
登山においては特にそういうものだと思っていますので最初から行政に責任を問うつもりなど無いのです。
もし「ダメなものはダメ」と行政が強く言った場合、逆に「良い」と言った時に責任を問う人がいたりするんでしょうか？
いたりするんでしょうね…。
この辺は何となくですが昨今の感染症対策にも通じるところがあるような気がします。
良くも悪くも現代故の難しさみたいなものを感じました。
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