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バブルの勢いの余韻か??
地元関西人だけに計画は聞き覚えがあるものの、公共事業の見直し、あるいは事業仕分けで計画が棚上げ、あるいは廃止になったと思っている方も居られるのではないでしょうか?
実際に工事が行われている地域では身近な問題のはずですが、宝塚市に在住してはいるものの、市内山間部で行われている新名神高速道路の建設工事、おそらく山歩きをしていなかったら全く知らなかったかも。。。
隠れて工事をしている訳でもなく、堂々と工事区間には看板も設置されていますが、採算問題等が半ば棚上げにされての着工に対する後ろめたさがあるのか目立たない、人目に触れ難い山間部を選んで工事を進めているように思えてなりません。
既成事実化を目論んでいるとまでは申しませんが、列島改造論に沸いた成長期なら世間の注目が集る一大プロジェクトとして取上げられても不思議ではない大工事、完成による効果に対する期待度の低さが現れているようにも感じます。
現実に工事が進む事を冷静に受け止めるしかなく、この場で必要・不用を論じるつもりもありませんが、一人のハイカーとして、失われる自然、残念でなりません。
林道や高圧鉄塔…自然を壊す開発であることには変わりありませんが、月日が経てば結構共存共栄…ハイカーとは相性がいいようですが、高速道路とはある程度距離を置いた付合いが精々でしょうか?
遠方の山へ向かうには有効な移動手段、車移動が主なら無くてはならない存在と考える方も少なからずおられるかと思いますが、高速道路際を好んで歩かれる方はあまりおられないでしょう…。。
歩くべきコースが失われる、あるいはコースの自然が失われる事に腹立たしさも感じますが、我々ハイカーは嫌なら他所に行けばいいだけの事。今となってはそういう訳にはいかない事情をお持ちの地元で暮らされている方々が、ご納得された上で工事が進む事を願うのみです。
こんにちわ、うちの近くも通るので、立ち退きとかしてました。インターの近くなら、少し街ができたりしそうですが、途中なんで、ただ、騒音、大気汚染のみ。
せっかく田舎に住んでるのに、なんだか都会は便利だから、いろんな公害があっても仕方ないかと諦めもつきますが。なんか嫌な感じです。
maron9393さんコメントありがとうございます。
やはり立ち退きとかあるんですよね…工事の音や大型車両の通行だけでも結構な害、いざ開通してもインターは遠いとなれば特に恩恵もなし…仰るとおりです。
恩恵を受けるといってもどれ程の人が受けるんでしょうか?失われるものの方が大きいように思えてなりません
固定資産税
相続税
この2つをどうにかしない限り自然破壊に対する不満はただの愚痴
自然保護の掛け声は意味のない叫び声
だいたい森林は民地ですが その所有者に対して
「自然保護のために一生税金を払い続けてください 口先の応援だけはします」
って 言うのは無責任にすぎる
正直 自然保護活動家のアプローチはおかしい
山林が油田のような換金資源を算出してくれるなら自動的に保護されるだろうけど
そういうアイディアも出さない 減税をアプローチすることもない
むしろ相続税を増やすことに賛成する立場じゃないだろうか
その内に国定公園以外の山林は、なくなっていくだろうと思われます
いまのままでは
q0u0pさんコメントありがとうございます。
固定資産税・相続税…鋭いご指摘、勉強になります☆
農耕地や山林の固定資産税は宅地に比べればタダ同然ですが、所有者にとっては利用しない限りマイナスの資産。十分とはいえないまでも、建物については街並み保存等の名目で補助金が出ることと比べれば、民有林の扱いの悪さが浮き彫りになりますね。。
森林を買い取り保護する、あるいは植林に積極的な民間企業の活動も耳にしますが、ベースとなるべき既存の森を保護するシステムは行政が考えるべきなのでしょうか。。
返信遅れました、申し訳ございません
森林保護を行政任せにすると、それはそれで衰退の一途をたどるのみだと思っております
なぜならば
1:行政といえども固定資産税を払わなければならないがゆえ
財政負担をどこまで耐えるのかが疑問
2:行政は選挙権を持つものに対しての意見を反映する義務がある
正直全ての人が自然保護と、その負担に理解を示して実行するかが大きく疑問(これがほんとうに重要)
開発推進の立場もまた選挙権をもつでしょうし
それ以外の影響力を持つでしょう
個人的には山林所有者の財産権・・・しばしば市民運動家が、それを無視して踏みにじる権利のこと・・・
を所持する意志を強く支えるものが必要と思っています
また難しいことに財産権を直接的に保護しちゃうと、
財産を保持しようとする意志を弱める効果もあります
私はどちらかと言えば低民度の人達をより多く眺めて接していますので
あの卑屈な根拠のない・・・たいてい週刊誌の読み過ぎによる・・・意見が解消されない限り、自然破壊は無くならないと思っています
つまり自然破壊は上から起こるものではなくて、下からも起こるものだという自覚がまず必要です
q0u0pさんご丁寧なご返信、思慮深いご意見ありがとうございます。
結局、個人が財産を守る力が肝心ということでしょうか。。公有・私有の区別もなく歩ける山を楽しませて頂いている立場に付き、より多くの森が次世代に受継がれることを祈るのみです^^;
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