まず、何と言っても圧倒的なラッセル性能。先日の山行ではツボ足だと腰ラッセルだった所が脛ラッセル。センター130mmの太さもさることながら、極端なロッカー形状のおかげでスキー先端が常に雪の上に出るため足をほとんど上げなくてもズリ足でラッセルできるので非常に楽である。足を上げなくても良いのでそれなりに重量のあるはずのスキーの重みも感じない。僕のは長さ169cmなのでセンターが130mm。ディナフィット純正のクトー(金色)が使えるのも強み。
滑りの点。語れるほどの腕はないが、パウダーシーンでは感覚的には行きたい方向に自然とターンしていく感じ。ロッカーのおかげか見てくれよりもはるかに取り回しも良い。パウダーしか滑っていないので他はなんとも言えないが、Rがあまりついてないのでハードバーンでのエッジの食いつきも良さそうだ。芯材が竹なのでバタつきも少ないだろう。
欠点を挙げるとすれば重さだろうか。前述の通り履いている分には重さは感じないが、シートラで背負ってみたがかなりズッシリときた。金具を安くなっていたディナフィットのラジカルSTにしたがこいつも重量増の原因か。頃合いを見てスピードターンあたりに交換しよう。
背負うと重いものの、北陸の厳冬期の中低山では最強なんじゃないか。少なくとも行動の幅が広がるだろう。まだ冬は始まったばかりだ。
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