![]() |
![]() |
![]() |
登山でも、不確定な要素が多い山行の方が、明らかに楽しい(不安にもなる)。日常生活にも、そうした予測できない要素がある方が面白いと感じる一方で、同時に疲れもする。これはアルパインクライマーの横山勝丘が、故・倉上慶大のラジオにゲスト出演したときに話していたことでもある。(どこまで真面目な話かは怪しいけれど…)
自分にとっての登山の価値は、山にいる日数に重きを置いている節がある。一泊より二泊、五泊の方が、より濃密で価値ある山行になると感じる。今年の山行は、日帰りや一泊のものばかりだったのが少し残念だ。特に単独だったり、長期の継続遡下降ができなかったことが心残りだ。ヤギやニワトリの世話があって、長期で家を空けられなかったという理由もあるが、自分でした選択なのでこれも流れに任せるしかない。
日帰りや一泊の山行で濃度を高めようとすると、どうしても登攀の要素が増えたり、行動の密度が上がってしまう。それは自分が得意で好きな「旅的要素」とは対極にあり、そこが悩みどころだった。とはいえ、畑で野菜を育てたり、ヤギと遊んでいると、別に日帰りの山に行かなくても、わりと満たされる自分がいる。それでも、山に入ればやっぱり「行ってよかった」と思えることが多かった。今年の山行はそれなりに充実していて、一緒に行ってくれた仲間には感謝している。朝日連峰に通えるようになったのも嬉しい。
Wakaとの山行があまりできなかったのも心残りだが、これは妊娠したため仕方がない。今年は張り切って5月から雪渓処理をしたりして、頑張っていたのだが…。また一緒に沢登りができるのは、もう少し先になりそうだ。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する